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楽器から音色を探してみよう〜キーボード編〜

こんにちは!Splice編集部です。

多くの音源サンプルが揃っているSpliceですが、同じ楽器の中でも数多くの音色があり、数が膨大なだけに必要なサンプルを探すのにも一苦労。
今回は、キーボードを例にして、楽器を指定したサンプルの探し方を紹介したいと思います。
Splice SoundsのトップページにあるInstrumentsをクリックすると、楽器から絞り込んでサンプルを探すことができます。
Keysを見てみると、PianoやOrganなど馴染みのある楽器から、聴き馴染みのない人も多いであろうWurlitzerやStabsまで、10種類の鍵盤楽器が表示されます。

Keysにカテゴライズされている10種類の楽器と音色について解説!

▼Piano

ピアノの音色のフレーズや伴奏などの音源を聴くことができます。
ピアノと聞いて多くの人が思い浮かべるであろうグランドピアノの音色から、少し籠った音色や乾いたアップライトピアノ、フレーズの途中からエフェクトがかかるものまで様々で、エレクトロなダンスミュージックとともに使いたい軽やかなものから、しっとりとしたクラシックやソウルに似合うものまで雰囲気も様々。固めのピアノの音を選びリリースを切ると、YOASOBIを初めボーカロイド楽曲などにも頻出する残響音の少ない電子的なピアノ音”リリースカットピアノ”の音色が完成します。
YOASOBIのリリースカットピアノ

▼Organ

その名の通り、様々なオルガンの音色が揃います。鍵盤を押し続けるだけ音が伸びる楽器の性質を利用した、一音を長く伸ばすサンプルも多く揃っているのが特徴です。音を重ねれば荘厳な印象を作ることができるでしょう。

▼Chords

コードシンセと呼ばれる複雑なシンセ音が揃います。複数の音が重なった、壮大で複雑な印象のシンセを選ぶことができます。

▼Classical

ピアノのクラシカルなフレーズが収録されています。アルペジオやメロディラインなどのループ音源から、貼り付けることでオリジナリティある音源が作れる一音のみのサンプルなどバラエティに富んでいるため、長尺でも短尺でも使えるピアノサウンドが見つかるでしょう。

▼Rhodes

ローズピアノのことです。エレクトリックピアノの代名詞と言われるRhodesPianoの音色が揃います。元々音楽療法目的で作られたピアノだけあって、癒されるような音色が特徴です。

▼Synth

シンセサイザーの音色で、シンセベースやパッドの音含め、シンセサイザーで作られた様々な電子音が揃います。

▼Melody

その名の通り、メロディに使えるキャッチーなフレーズが多く揃っています。音色はピアノなどの鍵盤楽器だけでなくブラスなど様々で、メロディを担当する楽器全般が揃っています。ここから目当てのメロディをピンポイントで探すのは難しいかもしれませんが、メロディを考えるときの参考にもなるでしょう。

▼Wurlitzer

前述のRhodesと並ぶ有名なエレクトリックピアノ。日本でも有名なカーペンターズの「Top of the world」などで聴いたことがある人も多いのではないでしょうか。コロコロとした揺らぎのある音色が特徴のサンプルが揃います。

▼Clavinet

サンプルには、ファンクやR&Bのフレーズが多くあります。鍵盤を弾くことで鉄の弦をはじいて電気信号に変えるクラビネットの仕組みをいかした、スタッカートなどが軽やかなフレーズのサンプルを見つけることができるでしょう。桑田佳祐とMr.Childrenの楽曲「奇跡の地球」のイントロで聴くことができる音色です。

▼Stabs

DTMなどに頻出する、ドロップに突入する際のアクセントになるようなワンショットのこと。様々な音色の1音が揃っています。

検索する際は、BPMやキーなどを手がかりに探すのがオススメ!特定のBPMやキーだけでなく、BPMの範囲指定や、複数のキー選択をした上で検索することもできるので、幅を持たせた選択ができます。
また、検索結果からは、関連するジャンルや音色を選ぶことができるため、複数のキーワードを用いた検索も可能です。
Melodyを選んだあとにHipHopを選択するなど、必要に応じてキーワードを選択しながら、欲しい音源を絞り込んでいきましょう!

さっそくはじめてみる!

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