「ワールドカップ カタール2002現地観戦 日本戦」
ワールドカップ カタール2002 スペイン vs 日本
2022年12月1日 @ カリファ国際スタジアム
第1戦と第2戦で違う顔を見せた日本代表。ベスト8を目指すためには絶対勝たなくてはならない試合。前半11分の失点はモラタの高さにやられたが、あの高さに飛ばれたらしょうがないと思える失点だった。
前半終わって、このまま負けるのではと思うような雰囲気もあった中、空気を変えてくれたのは後半開始から途中出場した堂安律と三苫薫。後半3分、堂安のまさに目の覚めるような一発でスタジアム内の空気を変えた。サッカー大国ドイツをアジアの国が破るというアップセットを見せてくれた日本にスタジアムにいる他国のサポーターからも日本への声援が大きくなる。6分、右サイドから堂安律がクロスを入れると左サイドに二人が突っ込んだ。その時点でボールアウトと思い、著者は悔しがり顔を上げた。すると歓声が上がり、ピッチを見るとなんとゴールにボールが入っているのではないか!三苫の折り返しがオンラインということでVARでゴールが認められると選手もサポーターも狂喜乱舞。
森保一監督が早めに5バックにした時に、意識が守りに行ってしまうのではと心配したが、権田が今回もきっちり守り抜いた。
優勝経験国スペインを破り、リーグ1位で決勝トーナメントへ。奇跡は二つも続けて起こらない。これは堂安や三苫などの今大会初出場の選手たちの力があったということ。初の2大会連続での決勝トーナメント進出。ここでもジンクスを破り新たな道を切り開いた。クロアチアとのベスト8をかけた戦いも楽しみだ。
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