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Amazon Fresh新店舗がZERO CARBON認証Grocery StoreとしてSeattleに開店 (03/17/2022)

シアトル発祥といえば、Boeing, Starbucks Coffee, Microsoft, Amazonですが、そのAmazon社では、昨日(Thu., 3/17/2022)シアトル市内、ダウンタウンから20分程北にグローサリーストアのAmazon Fresh最新店舗を開店致しました。ただのAmazon Freshの店舗であれば、他州、他都市にも展開していますが、表題にも書きましたようにゼロ・カーボン認証の世界初、1号店となります。  

記事原文URL:Amazon aims for a zero carbon grocery store with newest Amazon Fresh opening in Seattle

アマゾンフレッシュ新店舗 ゼロ・カーボン グロサリーストア

日本語訳: (翻訳アプリ使用。その後多少文章を手直ししてあります)

アマゾンはシアトルにオープンする最新のアマゾンフレッシュで、ゼロカーボン食料品店を目指す
(eコマース、AWS、Amazon Prime、Alexa、Echo、物流など、テックジャイアントの地元からアマゾンを徹底取材。)

シアトルのアマゾンフレッシュの新店舗では、店舗でのサステナビリティ推進の一環として、顧客が利用できる電気自動車充電ステーションを設置する予定です。(アマゾン提供写真)

アマゾンは木曜日にシアトルで最新のアマゾンフレッシュをオープンし、食料品店における持続可能性の新たな基準を打ち立てようとしています。
13201 Aurora Ave. Northのショッピングプラザにあるこの店舗は、35,000平方フィートの広さで、International Living Future Institute(ILFI)からゼロカーボン認証を受けた世界初の食料品店になります。
持続可能な店舗のアップグレードや機能は、アマゾンが2040年までに炭素排出量ゼロの企業になることを約束する「The Climate Pledge」を達成するための努力に貢献することを意味しています。

その特徴の一部を紹介します。
*CO2ベースの冷凍システムによる温室効果ガスの削減。
*低炭素型コンクリート床材。
*厨房スペースの完全電化。
*ほとんどの冷蔵ケースにドアを追加し、エネルギー消費量を削減。
*電気自動車の充電を無料で提供
*店舗全体で100%再生可能エネルギーによる電力を使用

新しいアマゾンフレッシュでアマゾンのスタッフが調理するキッチンスペースでは完全に電気化される予定です。(アマゾン提供写真)

アマゾンによると、この新店舗は、業界標準の食料品店と比較して、毎年約185トンのCO2を削減できるそうです。これは、EPAの温室効果ガス等価計算機によって算出されたものです。
ILFI(インターナショナル・リビング・フューチャー・インスティチュート)は、持続可能な建築の実践を推進する非営利団体で、アマゾンが行った多くの実践は、同団体が求めるゼロ・カーボン認証の要件を満たしています。ILFIは、新店舗が基準を満たしているかどうかを確認するため、連続12カ月間のパフォーマンスデータを検証する予定です。

国際生活未来研究所のリンジー・ベーカーCEOは声明で、「ゼロカーボン認証を目指す世界初の食料品店として、このアプローチは食料品部門と小売業者全体にとって重要なベンチマークとなる」と述べています。
アマゾン・フレッシュは、2017年の137億ドルでのホールフーズ買収に続き、アマゾンが全米で急成長している実店舗型食料品の拡大の一環で、7500億ドル規模の米国の食料品業界にもっと食い込もうとする試みです。同社はコンビニエンスストア「Amazon Go」のネットワークも構築しており、現在も宅配サービス「Amazon Fresh」を運営しています。

アマゾンは今月初め、食料品とファッションに集中するため、書店実店舗のAmazon Books、Amazon 4-Star、そしてPop Upの小売店を閉鎖すると発表ています。
このノースシアトルの店舗は、全米で26店舗目のAmazon Fresh Grocery Storeであり、シアトル地区では4店舗目となり、同社の「Just Walk Out」技術を採用した10店舗目の店舗です。頭上のカメラと棚に設置されたセンサーにより、買い物客はレジに並ぶことなく商品を手に取り、店を出ることができます。この「Just Walk Out」は、ワシントン州ベルビューとシアトルのキャピトルヒル地区にある店舗で採用されていますが、シアトルのSouth Jackson Streetにあるフレッシュストアには導入されていません。
尚、ワシントン州フェデラルウェイ市(シアトルの南)のショッピングモール「ザ・コモンズ」にもフレッシュの店舗ができる予定ですが、アマゾンは、その店舗の開店時期について新たな詳細を発表していません。

レジなし無人決済店舗の展開や、スーパー事業展開の開始、そして脱炭素に向けてECでは過剰包装を避けたり、商品パッケージや容器の軽量化の試みや、配達車両の電気自動車化など、様々な取り組みを続け話題となる同社の地球環境温暖化へ配慮した新たな試みは、今後どのようになっていくか、持続化してアメリカ国内のロールモデルとなるかが注目です。 


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