私が考える史上最強の対効果
対効果とは、行ったことに対して、どのくらいの効果を得ることが出来たかということを意味します。
それが費用であれば、費用対効果(コストパフォーマンス)
時間であれば、時間対効果(タイムパフォーマンス)
『コスパがいい、タイパがいい』とかよく耳にしますよね(笑)
私も、この対効果という考え方を仕事や生活で意識しています。
そんな私が考える史上最強の対効果は、
『外にいる子猫を助けること』です。
これは労力対効果という意味になるのかなと思います。
その理由を説明していきます。
まず、これは子犬でも同じことが言えるのですが、最近では野良犬もほとんどいないので、子犬が外にいるということが少ないです。
また、私の住んでいる地域では子犬が捨てられることもかなり減りました。
なので外に子犬がいるという状況があまり無くなりました。
しかし、野良猫はまだたくさんいるので、外で子猫を保護して動物病院に来院されるケースは多いです。
その中で、
『親猫と別れてしまったみたいで、衰弱している』
という子猫が来院することがありますが、まだ目も見えてなく、母乳を必要とする子猫が外でそのまま一人で生きて行くことは不可能です。
しかし、その子を保護してあげて、ちゃんとお世話をしてあげると、そのまま成長して生存していくことが出来ます。
数時間おきにミルクをあげたり、排便排尿をうながすのは大変ですけどね(笑)
子猫の成長は早いです。
自分でご飯を食べるようになり、ワクチンや去勢、避妊手術を済ませてあっという間に成猫です。
保護した飼い主さんが連れてくるたびに、
『あんなに弱々しく小さな子猫がもうこんな立派に!?』
もう何度も経験しました(笑)
あの時に、飼い主さんが保護して救わなければ消えてしまった命が、立派な家族の一員となり、その猫ちゃんがもたらす幸福というのは計り知れないです。
私はこれほどの労力対効果は無いのではないかと思います。
これは、小さな命を救うことという意味では、人間を含めてどの動物にも当てはまることですが、私は圧倒的に子猫のケースに遭遇することが多いです。
しかし、こうやって運良く保護された猫ちゃんはいいのですが、そのまま失われていく命もたくさんあるはずです。
野良猫の不妊活動が進んだり、捨てられる猫を無くしたりで、外に子猫がいるという状況を改善するということも、とても大切だと思います。
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