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[漢字]やわらかい

💡のだかおり イラストレーター様の画像を使わせていただきます。

ありがとうございます。

本日は「[漢字]やわらかい」をテーマに書いていきます。

先日、かたいと読む漢字について書きました。

本記事はそれに関連する内容でございます。

ぜびご一読ください。

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先日、かたいと読む漢字をテーマに記事を書いた。

かたいと読む漢字の反対語として「(地面が)ゆるい」「やわらかい」などがある。

今日は、やわらかいと読む漢字について書く。

やわらかいと読む漢字には以下の2つがある。

・柔らかい
・軟らかい

どちらも「やわらかい」と読むが何が違うのか。

まずは「柔道」の方の「柔らかい」について。

こちらには、ふっくらしている・しなやかな・穏やかなという意味があり、反対語は「(モノが)硬い」「気性が荒い」などである。

例えば、
・ベットが柔らかい(ふっくらしている)
・動物の毛が柔らかい(しなやかである)
・お手柔らかにお願いします(穏やかである)

それぞれに対応した例文が作れる。

その一方で「軟体動物」(なんたいどうぶつ)の方の「軟らかい」はどうだろうか。

こちらには「堅苦しくない」「歯応えがある」「弱々しい」という意味があり、反対語は「手応えがある」「強い(つよい・こわい)」である。

こちらも例えば、
・タコやイカなどの軟体動物
・本の内容が軟らかい(⇔堅苦しい)
・祭りでは必ず軟らかいイカ焼きを食べる

そういったところだろうか。

:

まとめると、

「柔らかい」は、ふっくら・穏やか・しなやかという意味。

「軟らかい」は、堅苦しくない・歯応えがあるという意味。

ちなみに「柔軟」(じゅうなん)という言葉があるが、これは「柔らかい」と「軟らかい」の混合形だ。つまり、最強ということ。
 
穏やかで落ち着いていて、なおかつ堅苦しくないように周りに配慮しながら対応する。

僕はそういった柔軟性が足りてないと思っているので、すごく尊敬できる人物像の一つである。

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