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飼うまで知らなかったグッピーの生態

アクアリウムとか流行っていたけれど
私はいいやと思ってました。
魚に詳しくない私がインテリアで生き物を飼うのもどうかな?と思ってましたし。

そんな私がグッピーを飼う事になったのは
一昨年の11月に友達Yちゃんからかかってきた一本の電話のせいだ。

「オケラちゃんグッピー飼わない?
   早くしないとグッピーが死んじゃうの 」

Yちゃんはいつも唐突である。

詳しく聞くと、Yちゃんのお知り合いのお宅で飼っていたグッピーが増えてしまって
水槽に入り切らないグッピーを屋外で飼っていたが、秋が深まり今にも凍えそうとの事。
なかなかに無責任な飼い主ではないか。

急いで水槽を立ち上げ、ヒーターと餌を用意してお迎えしたという経緯だ。

飼い始めてひと月も経たない頃のある朝、
水槽を見るとボウフラのような小さなものが動いてる。
調べたらグッピーの赤ちゃんらしい。

グッピーは卵ではなく稚魚を産むというのを飼って初めて知った。

急いで小さな稚魚の育て方を調べると
グッピーには胃袋が無いので、
稚魚の餌は少量ずつ1日3回程に分けて与えるとの事。あら、胃袋なかったのね。

翌年の春までに稚魚が2匹育ち、新たに10匹程出産をしたのをきっかけに水槽を増やしてオスとメス&稚魚に分けて飼うことにした。

グッピーは最初の出産では10匹程度、メスの成長と共に産む数が増えて多い時は100匹程産む事もあるそうです。
100匹とは数の暴力である。

お迎えした時がきっと初産だったのでしょう。
グッピーの寿命は1〜2年程、産まれてから3ヵ月で妊娠可能なので、おそらく一昨日の8月産まれで、今年の夏で満2歳。
それまでは健やかに過ごしていただきたい。

その後何度か出産したけれど大人になるまで育ったのはメスばかり5匹程。
オスは模様があって尾ビレも華やかだが
メスは模様がなく見た目はメダカのよう。

今年のお正月に気がついたのですが、
2cmくらいまで成長した稚魚に1匹だけ模様が出てきた。初オスキタ━(゚∀゚)━!!!
素人さんでも生後3ヶ月くらいでオスメスの見分けがつくそうです。

まだ小さいうちにオスの水槽に入れると尾カジりされたり  いじめられるのではないかと
心配で、しばらくはメスの水槽で様子を見る事にした。

しばらくするとメス3匹のお腹が大きくなってきた。

まだ小さいけれど立派なオスでした。
3匹が順々に出産して稚魚が増えたので、
強く生きてね、とオスの水槽に移した。

・・・にも関わらず翌月も稚魚が産まれたようで5mm程の小さな稚魚5匹を確認。
出産してすぐに懐妊していたのかな?

更に翌々月にも産まれたてサイズの稚魚を確認。
なんで? •́ω•̀)?  と思ってググッたら
メスはオスの精子2~3回分をお腹に貯蔵しておく事が出来るので、グッピーは1回の交尾で2~3回の妊娠出産が可能だそう。

これはどんどん増える…。
知識なく飼って居たら際限なく繁殖してしまうのも納得いたしました。

産まれて間もない稚魚が成長し、オスと解れば躊躇う事なく  オスの水槽に移そうと毎日、目を光らせております。

メス&稚魚の水槽

妊娠可能なメスを稚魚と分けるのもアリかもしれない🤔
こうして水槽が増えてゆくんだな。
寿命2年をのびのびと快適に過ごしてもらうためにも、今いる子達で手いっぱいだ。

生き物を飼う時は、生態をしっかり調べて
責任を持って最後まで飼いましょう。

と出来る事なら1年半前の私に伝えたい。





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