見守ることの難しさ
芽が出て食べられなくなったじゃがいもを包丁で切ってプランターに植えたのが三月のはじめのこと。
もう食べられるところがない程に、全面に芽吹いたじゃがいもが3つ。
あわよくば、美味しい新じゃがが実るかもとニヤニヤしながら植えたのですが
あんなにわんさかと出ていた芽が
待てど暮らせど一向に土から出てきません。
∠( ᐛ 」∠)_
土に植えたら1週間くらいでニョキっと顔を出すと思っていたのですが、全く変化なし。
さてはこの陽気で萎れたのでしょうか?
はたまた、朝晩の寒さにやられて腐ってしまったのでしょうか?
ちょっと掘り起こして見てみよう。
じゃがいもを植えた辺りの乾いた土を退けると植えた時のままの姿の芽が出てきました。
なんだ、全然育ってないじゃないか。
持ち上げるとプチっと音がした。
切ったじゃがいもの断面からたくさんの太い根がたくましく伸びていた。
ゴメンナサイ。
ゴメンナサイ。
ゴメンナサイ。
そうですよね。
芽が出ることばかり楽しみにして
成長に一番大切な
根っこのことを忘れていました。
いきなり芽が出るわけじゃない。
大切な成長過程を見守らず
目に見える変化ばかりを期待して
早く早くと短気をおこし
心配ではなく、自分が安心したかっただけ
余計なことをしてしまいました。
見守ることの難しさ
子育てにおける 過保護、過干渉の弊害を
言語聴覚士の先生から学んだはずなのに
見守る忍耐力が足りませんでした。
うちの娘たちはもう高校生。
高校生を干渉せず見守るのは更に難しい。
見守ることの難しさを改めて痛感しました。
じゃがいもと一緒に私の忍耐力を育てます。
読んでくださりありがとうございました。
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