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松本山雅FCvsアスルクラロ沼津(H) ぷちレビュー【2023 J3 第7節】

小松の試合後コメントを基に振り返る。

2トップでプレッシャーに行くので(相手が)3枚に可変して、サイドバックが中に入って相手の人数が多い状況でした。前半の途中は間を空けながらプレッシャーに行ってしまっていたので、間につけられてターンされて運ばれるシーンが多かったです。
だったら中を締めてプレッシャーに行こうとなって、そうすると相手がサイドに張っていた選手に対してシンプルに入れてきて。後ろの選手は前に出にくい状況で、前線の選手は行っても簡単に前にはがされてしまう。間延びしている状態が多くて、長いボールに対するセカンドボールも相手が中に入り込んできて拾われて、また前向きで攻撃を始められてしまう…という連続でした。

山雅HP>試合後コメントにて、小松選手のコメントより抜粋


特にこの部分。

2トップでプレッシャーに行くので(相手が)3枚に可変して、サイドバックが中に入って相手の人数が多い状況でした。前半の途中は間を空けながらプレッシャーに行ってしまっていたので、間につけられてターンされて運ばれるシーンが多かったです。

28分頃のシーンがまさにこれだった。
以下に、4枚の図で説明する。

CFとOHの2枚は、バックパスのルートを防ぐようにプレス。

しかし、相手ボールホルダーへのプレッシャーが無い。
→ それぞれが背中側の選手に意識が向いている状態だったから

結果、決定的な場面につながった。


2-3枚目がポイントだったか。
相手RSBの配置によって、CHが混乱させられた。

解決策はどうするべきだったのか?
今季の山雅では、”攻める”ために前に重心をかけるべきか?

以上。