見出し画像

裏天王山・最終戦 松本山雅FCvsSC相模原 プレビュー【2021 J2 第12節】

おはようございます、すぴっちです。


本日開催される、ホーム・SC相模原のプレビューとなります。

1.相模原の狙い>「ドン引きカウンター」

相模原さんの戦い方をデータから読み取ります。
*引用元:Football LAB様

まず、ここまでの各試合をざっと振り返ります。

スクリーンショット 2021-05-05 8.52.40

「支配率」は40%前後が多く、ボール非保持の場面が多い。
→ 相模原はボール非保持の場面が多く、カウンターで攻める模様。

次に攻撃・守備のデータを確認します。

スクリーンショット 2021-05-05 8.54.30

攻撃のデータは軒並みJ2最下位。ただし”守備ポイント”はJ2トップ。

この守備ポイントは、”相手のプレーを阻止した場合にポイントがつく&味方ゴールに近い方が高いポイントがつく”ため・・・
→ 相模原は自陣まで引き込んで攻撃を阻止する機会が多いことを示します。

相模原は、「自陣にブロック構築し、耐えて耐えてカウンターを狙っている」ことが分かりました。

2.山雅の狙い>「相手IH2枚を灰になるまで走らせろ!」

自陣に強固なブロックを敷く相模原相手に、山雅はどうやってゴールを奪うのか。下手したら、第4節千葉戦のように塩試合に持ち込まれます。

ポイントは、「相模原の両IHをどれだけ疲弊させるか」だと考えています。

相模原の守備ブロックのシステムは「5-3-2」。近年の山雅にとってお馴染みのアレです。コレです。

画像3

両IHに広範囲のカバーを要求するシステムです。IHが動けなくなると、簡単に2列目を突破されてしまいます。

そのためポイントは、相模原の両IHを疲弊させ足を止めること。そうすれば相手陣地深くまで攻め込みやすくなります。

では、どうやって両IHを疲弊させるのか。狙いは以下の通り。

画像4

中央経由でボールを動かせるかどうか。CBからでも、HVからでも、WBからでも。中央にパスが通れば、相手IHを中央に引き寄せられる。そこから外にパスを通せは、相手IHを外へ引き寄せられる・・・。これを繰り返し、相手IHを灰になるまで走らせましょう。

カウンターを受けるリスクケアをしながら、いかに中央にパスを通せるか。そこを注目しています。

3.本日のゲームのポイント:恐怖な強風。吉と出るか凶と出るか。

松本近辺にお住みの方は朝起きてからビシビシと感じていると思うのですが・・・

本日、風が強すぎィィィ!!!

相模原さんは昔の山雅のようにロングボール主体で攻めてきます。良くも悪くも、風が大きく影響します(第6節秋田戦のように)。「風に乗ってCB裏に落ちて・・・ゴールを決められる」といったことが無いように、特にGK/CB陣には高い集中力が求められそうです。

4.あとがき

「殺るか殺られるか。地獄の裏天王山4連戦!!!」の最終戦。

今のところ 2勝1敗と勝ち越し中。降格争いのライバルを蹴落とすためにも、更なる飛躍を目指すためにも、本日も勝利がほしい・・・!!!

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

次は試合後のレビューで。