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11.想念形体(エレメンタル)~現世での解釈と事例と応用3

今回もメッセンジャーからの引用を多く取り上げます。

わたしたちは、起きている間のみならず、寝ている間さえもエレメンタルを作り出しています。

寝ている間もエレメンタルを作る。寝ているのは肉体だけで、潜在意識の内にエレメンタルたちをつくり、外に投影している。

メッセンジャー

人は寝ている時に方がエレメンタルの影響を受けやすい。自分が望んでいて、日中は忘れているものが、寝る少し前か睡眠中に出て来る。このような受容力の高い状態にいる時こそ、人は自己自身や以前につくり出したエレメンタルの攻撃を受ける。

メッセンジャー

真理の探究者の鉄則の一つに、毎晩寝る前に自己分析を数分するというものがある。この時間、私たちは、自分の想念とか欲望に対してオープンな状態になる。この時間こそ、それらをよく観察し理解し、そしてマスターすることが一番しやすい時なのだ。ちゃんと自分のマインドを使うことによって、私たちが誰であるか発見することが可能となり、私たちを奴隷に貶めている状態と真の自己とを識別できるようになっていくのだ。

メッセンジャー

その日の感情や欲望などが何であったかを振り返り反省したりすれば、就寝中のネガティブなエレメンタルの悪夢を見たりしなくなるのでしょうか。この心の動きに日々の実際の行動を記せば、まさに「日記」となりますね。

さて、エレメンタルを意図的に作る方法は、まるで「イメージする」訓練をするようです。

手の中に黄金の蛇を持ってみる>この蛇に生命を吹き込む>黄金の蛇なので誰かに危害を与えることはない>このエレメンタルは、危害を与えようとするどんな蛇の中にも入り込み、それを落ち着かせる。

メッセンジャー

左手に美しいオレンジを持っているのをイメージする>ひっかいて匂いをかいでみる>なるべく現実に近いものをイメージする>エーテル体のオレンジのモデルを作り上げたことになる。
まずは集中して何かの物体を作る。最初は果物とか花を作る。それから雀とか鳩など生きるものを作ってみる。

メッセンジャー

この辺りのイメージ訓練法を読むと
「いかにして超感覚的世界の認識を獲得するか」「いかにして高次の世界を認識するか」ルドフル・シュタイナーに出て来るイメージする世界に似ていますね。私はこの辺りの記述を読んでもさっぱり理解できませんが(笑)

「いかにして高次の世界を認識するか」と「いかにして超感覚的世界の認識を獲得するか」は同じ内容の本ですが、訳者が異なります。

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エレメンタルを意図的に作る方法は、まずは想像力を育み、その世界に没入することのようですね。まるでこれは「赤毛のアン」のアンのようです(笑)。 今、爆発的に広がっているVRの世界も同じような要素があるかもしれません。
しかし、どのような想像力を発揮するにしても、それは良いエレメンタル、すなわち「思考→欲望型(思考的欲望)エレメンタル」の投影でなければなりません。

「想念形体(エレメンタル)について」の投稿は、一応この投稿で終わりにしたいと思いますが、いつか総合的に図解でまとめてみたいですね。また、日々、エレメンタルを感じながら生活していこうと思っているので、感じたことは、このコーナー(マガジン)に投稿します。

最期に、前回の投稿の中で

中毒や欲望のエレメンタルと戦ってはいけない。相手は目に見えない存在だし、手ごわい。そういうエレメンタルに対して攻撃的になり、戦いを挑むと、それにエネルギーを与えてしまうことになる。その力を消すには、無視することだ。

メッセンジャー

という個所がありましたが、この後に、私たちの日々の生活の中で、かなり応用ができそうな(ヒントになりそうな)具体的な記述がありましたので残しておきます。

キプロスの社会では、政治に関して夢中になって議論している人たちをたくさん見かける。政治に関する争いは日常茶飯事で、家族をばらばらにしてしまうこともある。政治的な争いを避けようと何回も心掛けても、失敗した人を知っている。なぜか、いつも政治的な議論に巻き込まれ、怒りで震えるのだ。彼の中の自己顕示欲がとても強かったのだ。彼は自分が他人より良く知っていることを見せつけ、自分の意見を押し付けたかったのだ。
(これに対してダスカロスのアドバイスは・・・)
みんなが政治問題について議論を始めたら、きっと自分も加わりたくなるだろう。その瞬間、自制心をなくしてはいけないと自分自身に良く言い聞かせなさい。自分の中のエレメンタルは知識や知恵をみんなに見せるようにと、あなたを駆り立てるだろう。みんなの議論をしっかり聞いて是非を判断しながら、一言も話さないでいてごらんなさい。
(実践した彼は・・・)
彼にはとても難しい訓練だった。最初は誘惑に勝てなかった。しかし、その一日が終わると、彼は自分の行動について考えた。そして、あと3,4回の訓練を積んでこの問題を克服できた。ある日、彼は私の所にやってきて、友情を取り戻すのを助けてくれて本当に感謝していると、と言ってくれた。
無関心でいることによってエレメンタルの力を吸い取ってしまい、それを中和してしまうのだ。

メッセンジャー

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