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スピリチュアル適齢期:結婚・夫婦の学び

スピリチュアルコーチング名古屋
自立コーチ三島です🐱
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転換期についてはスピリチュアル転換期~予兆・意味・注意点をご覧ください。

私たちは自立(エゴの克服)を体得するために生まれており、結婚はパートナーシップを学ぶ「スピリチュアル的成長プロセス」です。

「愛」は自立した者同士の関係に反映されるものですから、エゴを克服できていない方は、結婚に「愛」を期待すると当てが外れるかも…。

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◆適齢期は時代と共に変化する

ドイツの社会心理学者フロムは、著書『愛するということ』でこのように述べています。

幼稚な愛は「愛されているから愛する」という原則に従う
成熟した愛は「愛するから愛される」という原則に従う
未成熟の愛は「あなたが必要だから、あなたを愛する」と言い
成熟した愛は「あなたを愛しているから、あなたが必要だ」と言う

自立前に結婚してしまった方は、苦労を通して自分のエゴを落とすことができれば、夫婦間で「愛」を体験できるでしょう。

少ないとは思いますが、「働きたくないから専業主婦でラクしたい♪」などと、イヤなことから逃げたい方は、結婚後にエゴを落とす体験がやってくるでしょう。

夫婦共依存で自立できていない方は、離婚相談でも、最後の最後まで「今後も主人とお互いに支え合って行きたい」と仰います。

自分の依存心/エゴから目をそらすには、もってこいのフレーズですね。

ただ、実際は”お互いのため”ではなく、自分の不安/エゴにしがみついているだけなので幸せは遠のきます。

また、理想や見栄、世間体といったエゴで結婚すると、エゴを肥大化させるため、結婚生活が上手くいかなくなったり、家族や子供を傷つけることも少なくありません。

スピリチュアル視点で言うと、「結婚適齢期」は高度経済成長期における概念です。

経済が発展していた頃は、20代の未熟な者同士が結婚を通してエゴを克服し、一人前になる成長プロセスでした。

バブル崩壊後の現代は、成長プロセスが変わり、結婚前にそれぞれが自立(エゴの克服)をして「対等なパートナーシップ」を学ぶ時代となりました。

晩婚化も自然な流れです。

◆現代の適齢期

生涯にわたり自立(エゴの克服)と成長は続きます。

今までの「やり方・生き方」が通用しなくなる時期を、私は「人生の転換期」と呼んでいます。時期は30歳前後~40歳前後です。

人生の転換期の中でも、女性の28~33歳頃、男性の31~36歳頃は「知識」だけを卒業して「体験的」に学んで自立する時期

よって現代の適齢期は、早くても女性は30代半ば以降、男性は30代後半以降でしょうか。子供がどうこうといった「人間的エゴの都合」は入りません。

もちろん20代で結婚するのも自由です。

ただ、未熟な分、結婚生活を通してエゴを克服することになり、家族に愛を与えるよりも、家族から愛を奪うほうが多くなるかもしれません。

ラクな道を選んで成長を放棄した人は、40代以降(遅ければ晩年)に先延ばしした問題が顕在化してきます。

◆結婚は自立した大人のやること

20代と30代では”子供”の恋愛観から”大人”の恋愛観に変わるため、若くして結婚すると30代以降で配偶者に不満が出ることも多々あります。

サイズの合わない靴を”シンデレラのガラスの靴”と思い込んで履き続けた結果、長い年月と共に”痛み”を無視できなくなった相談者さんに、しばしば遭遇しました。

世間体や焦り、同調圧力、3年付き合った、不妊の不安など、曖昧な動機や思い込みで結婚したことから、「こんなはずじゃなかった」と後悔している方も少なくないのです。

(意識できていればまだ良いですが、たいていは無意識の領域に後悔と不満を溜めこんでいます)

特に男性は結婚後の見通しが甘かったり、義務感で結婚する人が多いせいか、女性よりも後悔が強いようです。

しかも、後悔の念(エネルギー)は他人にも影響を及ぼしており、不快な「甘えたいエネルギー」を職場で放つ男性に私は何度も遭遇しました。

(思考感情もエネルギーなので隠せません)

また私たちは、生まれる前に「人生で学びたい体験」を決めているため、結婚を選択している方もいれば、そうでない方もいます。

世間では「結婚・出産が女の幸せ」などと聞きますが、そもそも幸せに”条件”は必要でしょうか?

「無条件・何も持たない幸せ」はないのでしょうか?

幸せ不幸せの”条件”を勝手に決めて、”条件”を満たした(あるいは失った)と、”条件”に振り回されているだけではありませんか?

ある程度の年齢になれば、結婚・出産は当たり前という固定観念もエゴ(思い込み)です。

「真の幸せ」は、結婚や子供の有無などの外部条件に依存しません。

◆エゴで行動するとエゴが結果に表れる

私たちはエゴを手放すことで、初めて他者と「愛」を分かち合えます。

愛は「惜しみなく与える意識」ですが、エゴは「求めて奪う意識」です。エゴは「やるか やられるか」「攻撃か防御」の世界。

エゴとは、不安から生じた思い込み(欠乏感・劣等感・怒り・葛藤・承認欲求など)で、誰にでもある無意識の歪んだ自己愛/自己防衛意識のこと。

自立した人は、自分を信じるように相手を信じることができます。自分の愛し方を知っているので、他者も同じように愛することができます。

私の相談者さんでも「愛と信頼」ではなく、「依存・執着・世間体」で結婚して、問題を抱えているカップルが多いです。

妻や夫に母性愛や父性愛を求めるなど、精神的に未熟なため、エゴ(甘え・欠乏感)を満たしてくれることを”愛”と思い込んでいるようです。

安心するために結婚した方もいますが、自分の幸せを「人任せ」にする人生は、本当に安心でしょうか?

◆子供の幸せより自分優先の親

しっかりと向き合っていない夫婦間の「葛藤やストレス」は、子供も敏感に感じ取っており、親の「無意識の問題」に苦しめられています。

夫婦が「愛」ではなく「依存や執着」で成立していることは、子供にとって最大の不幸であり、虐待ではないでしょうか。

機能不全家族の権威 斎藤学先生は「日本の家庭の8割が機能不全」と仰っています。

「子供の幸せ」を考えると、親になる前に自立(エゴの克服)が先でしょう。自分以外の人に愛を求めるから、虐待する毒親になるのです。

私のセッションでも、親の甘えを子供が満たす逆転親子と感じることはよくあります。

結婚前に「子供を持つ責任」について考える方は、どのくらいいらっしゃるでしょうか。

「足りない!もっとちょうだい!」と、夫や子供に欠乏感を埋めさせて、愛を奪っていませんか?

一人でいても「満ち足りた感覚」がある自立した人は、誰とでも良好で親密な関係を築くことができます。

「子供の幸せ」より「自分優先の親」は、かなり多い印象です。

親が「自分の問題」を自覚しているか無自覚かで、子供の幸せに深く影響を及ぼすのは間違いありません。

また、「問題の起きない家庭」を目指して失敗を恐れたり、完璧にこだわるのも意味がないことです。

人の成長には必ず「失敗」が伴いますから、問題が起きても解決力のある「風通しの良い家庭」のほうが子供は幸せになれます。

それぞれが「”私の”幸せ」ではなく「”家族全体”の幸せ」を考えることが、真に幸福な家族ではないでしょうか。

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