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自己愛性人格障害の母親:チェックリスト・特徴と対処法

スピリチュアルコーチング名古屋 自立コーチ三島です🐱
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私は、発達障害の父と自己愛性人格障害の母から虐待を受けて育ち、これらの障害について数多くの問題点を見てきました。

以下は私の母(せつ子)の特徴です。強烈な自己否定と自己嫌悪から生じた『劣等感と孤独感』が、障害の原因と思われます。

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「悩んでいる方の一助となれば」との思いで、私(三島)が苦しんで得た体験を公開しています。誰かの金儲けのために公開しているのではありません。

自分さえ良ければ他人はどうでもいい」という考えが「自己愛性人格障害」そのものです(当記事は2016年初公開)


🔽自己愛性人格障害の母親:チェックリスト・特徴

1)負けず嫌いのうぬぼれ屋
自分が嫉妬深いため自分も人から嫉妬されると思い込む/娘の幸せにも嫉妬/「私はできている」と自己陶酔して身を守る

2)攻撃性・闘争心が強い
ヒステリック/イエスマン以外は攻撃対象

3)プライドが高く常に称賛が必要
自分が一番エライ/自分は常に正しい/子供が褒められると面白くない/褒め言葉以外は批判と受け取る/子供から「ママも苦労したね」と評価されると喜ぶ/人に騙されやすい

4)共感性の欠如
無関心/責任を負わない/思いやりがなく冷淡/我が子であっても気にも掛けない/心配の仕方を知らない/自分の現実が唯一の現実/情緒的交流ができない

5)外面が良い
他者評価を利用するために良い人を演じる/外で良い人を演じるストレスを家庭内で発散

6)病的に頑固
自分の過ちを絶対に認めない/反省しない/「ごめんなさい」と「ありがとう」を言わない/人の意見に耳を貸さない/責任転嫁(私は悪くない)

7)特別意識
他者に奉仕を求める/家族を家来(けらい)扱いする女王様/子供には何を言ってもいいと思い込む

8)子供に対してのメッセージ(禁止令)
お前は迷惑な存在(存在するな)/本当の自分であってはいけない/自分の感情を感じるな/私を喜ばせなさい

9)口癖
私は友達の間で取り合いになるくらい人気者/あなたが繊細なのはママに似たのね/皆から『優しい』って言われる/私は素直で気が弱い

通常、心理的成長と共に「他者」も受け入れられるようになります。

「現実のダメな自分」を嫌って、理想の自分(高いセルフイメージ)にしがみついて

自分も他者も拒絶しているのが、自己愛性パーソナリティ障害(自己愛マザー)の特徴です。

ナルシスト="自分大好き" というイメージですが、実際はそうではありません。

自分の長所も短所も、丸ごと受け入れる「自己受容」ができていないため、自分が大嫌いです。

人生を恨んで生きています。

等身大の自分を認められない「強い劣等感」から、自分の長所を過大評価して「心の安定」を保っていると言えるでしょう。

家庭内では、自己愛マザーとは正反対の「共感力が強い優しい子」が犠牲者となります。

自己愛マザーと同じく「自分本位で我が強い子」は、親と似ているので共依存になりがちです。

なお、共感性に問題がある人ほど、自己愛性パーソナリティ障害の人に魅力を感じる傾向があります。

(私の両親で言うと、父が発達障害で共感力が欠如しているから、自己愛性人格障害の母と一緒にいられるのです)

これまでご相談を伺った経験から言いますと、夫、妻、恋人が自己愛性パーソナリティ障害の可能性がある場合

あなたも

「人の気持ちが分からない自己中心的な人」

「自分のために他者を利用する自己愛が強い人」

である可能性が高いでしょう。(このブログを盗作する人もそうです)

波長の法則・類は友を呼ぶ・似た者同士です。「他人は鏡」と、よく言いますよね。

相手に問題があると思いがちですが、実際は「自分の問題」を相手に投影しています。

自分の自己愛がゆがんでいると、相手の自己愛のゆがみに気づけません。自分の問題(エゴ)に気づくことをお勧めします。

🔽自己愛を病む原因

見かけの非利己主義のすぐ後ろには、かすかな、だが同じくらい強烈な自己中心主義が隠れている。
出典:愛するということ/エーリッヒ・フロム

私が知る限り、自己愛が極端に強い人は、生まれつき我が強くエネルギッシュ(エネルギーが大きい)と感じます。

そのうえ他人にちょっかいを出して、さらにエネルギーを吸い取るので厄介。他人を放っておけないのは、依存症の典型例です。

性格は、幼児のような単純な感情(喜怒哀楽)が強く、他者と助け合う心、他者を思いやる心など、人間の高度な感情は育っていません。

人間に生まれた回数が少ないため、“人間らしさ” が分からないのでしょう。

自己愛マザーになる原因は、生まれ持った気質(我の強さ)が先天的要因としてあります。

さらに環境的要因として、親の養育態度が人格形成に影響していると私は考えています。

実は、私が相談を受けた統合失調症、躁うつ病の方も、自己愛性人格障害と同じく、思考に偏りができやすい(我が強い)人が多いです。

以前、イギリス人のヒーラーさんから、私の母が躁うつ病だと聞いたこともあります。

エゴが強いと、躁状態になりやすい(誇大妄想、万能感、怒りっぽい、イライラする)のかもしれません。

🔽自己愛マザー:親子の役割逆転

自己愛性人格障害は常に自分優先です。

子供に愛や関心を与えないどころか、不機嫌な態度で家族を支配して愛情を搾取します。

しかも、自分の問題から目をそらすために、自分よりも大きな問題を抱える人と、わざわざ結婚するのでタチが悪いです。

我が家は母が自己愛性人格障害、父が発達障害で、両親とも子供じみており、「大人」がいない家庭環境でした。

親が我慢できないぶん、子供が我慢して犠牲にならないと家族が成立しません。

子供の甘えを「親が満たす」のが親の役割ですが、親の甘えを「子供が満たす」のが親子の役割逆転です。

自分を攻撃しない子を好み、兄弟姉妹の扱いに差を付けます。

「子供の幸せより自分の幸せ優先」で生きているのに、「自分は理想的な親」と思い込んで自己防衛しているのが自己愛マザーです。

私の経験をお話ししますと、うつ病で自殺未遂を繰り返していた頃、「すべてを吐き出したい」と思い、自分でセラピーを探して通い始めました。

自力歩行ができなかったので、初日だけ母が同席したのですが

「病気は娘だけの問題で、自分たちには関係ない」

と冷たく言い放たれ、ショックを受けたことをよく覚えています。

自殺未遂を繰り返す娘にかける言葉すら分からない人。

「責任を負いたくない」というエゴが強烈でした。残念ですが、人間の心を持っていないのが自己愛性人格障害です。

後日セラピストさんが、

「人間の情が育っていないから、人の気持ちが分からない。母親であれば自分の身を挺(てい)してでも子供を守るもの。同じ母親として許せない」

と仰ってくださり、私の気持ちも救われました。

子供は「親の内面を映し出す鏡」です。

🔽毒親の対処法:自分の人生を生きる

子供が親に愛されたいと願うのは、自然な欲求ですから、否定しないでくださいね。

でも、親の問題は親にしか解決できないので、あなたは自分の問題(エゴの癒し)に取り組みましょう。

親に攻撃されて育った方は、どうしてもエゴ(自己防衛意識・思考の偏り)が強くなってしまい、気づかぬうちに親と同じ問題を抱えています。

もし「親を恨んではいけない」と思っているのであれば、しっかり親を恨んでください。親を恨んで恨んで恨み切らないと、自立できません。

中途半端な恨み方をしている方は、親の文句を言いつつ「共依存」のメリットを享受しています。

私もセラピーでエゴ(認知のゆがみ)を何度も修正しました。ちなみに、私の相談者さんに多いエゴは「私は親とは違う」「私は悪くない」です。

また、私の経験上、親を”毒親”呼ばわりする方ほど、素直に内省できません。

あなたが自分のエゴを認めて「自分の人生」を生きることが、”毒親”への復讐になるのですよ。

「親に認めてほしい気持ち」「愛されなかった事実を認めたくない気持ち」も分かりますが、親離れして自由に生きてください。

自分で自分の人生を決定できる大人が、幸せになる努力(=親離れ)をしないのはなぜでしょうか?

あなたはどうしたいですか?
親の奴隷でいたいですか?

自立は、親の問題ではなく「自分の問題」です。

私の場合は、「親に期待することで親を変えようとしている」「親に期待すると余計に怒りを感じる」と痛感したことで、葛藤から解放されました。

「人は変えられない」というシンプルな事実に、ようやく気づいたのです。

人に対する「期待」や「要求」に気づくことができれば、葛藤が統合されて心も癒えます。

「親への期待」があると自立できませんから、あなたが何度も親とぶつかって、あきらめる気持ちにならない限り、苦しみは続くでしょう。

「体験」から気づいていくしかないのです。

どんな自分になりたいか、どんな人生を送りたいか、そうなるために「出来ていないこと」を紙に書き出して、人生の再構築に意識を向けてください。

時間がかかるかもしれませんが、あなたが「子どもの人格」から「大人の人格」に成長すれば、問題は解決します🍀

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