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「本当の自分」への「目覚め」は2段階ある

スピリチュアルコーチング名古屋
自立コーチ三島です🐱
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私は自分が目覚めたと思っていません。ただ、統合ワークをやっている方があまりに苦しそうに見えたので、このブログを書くことにしました。

段階を経ていけば、そこまで苦しまなくて良いのではないかと。ワークで苦しむのは「逆走」ですよね。リラックスが正解です😊

ちなみに、「ラクして生きる」と「ラクに生きる」は別物ですので要注意。ネット情報で自己判断するのではなく、専門家に教えてもらうことをおすすめします。


◆目覚めは2段階ある

意識の成長段階は3段階に分けられることが多いようです。翻訳家の髙木悠鼓(たかきはるこ)さんは、以下の3段階で表現されています。

1.動物意識の段階
2.人間意識の段階
3.神意識の段階

神意識は人間意識と動物意識を包含しており、人間意識は動物意識を包含していると捉えてください。完全に分かれているのではありません。

意識の成長段階

1つの意識に留まっているというよりは、その時々で3つの意識を移動しているようです。どの意識に長く留まっているかは、人によって違いがあります。

精神年齢が高い人ほど意識が成長していますが、幼稚な人ほど、自分を客観視できないので、自分がどの段階に長く留まっているか分からないかもしれません。

この中で1から2、2から3に移行することを「目覚め」と認識している方が多いのではないでしょうか。

1段階目:健全な私の目覚め
     (一人の人間としての自立)
2段階目:個人の私からの目覚め
     (私はいない・ワンネス・非二元)

多くの方は「1段階目」にいらっしゃるのですが、「2段階目」の情報を見て混乱しているんじゃないかと、以前から気になっていました。

並木さんがおっしゃっているのは「2段階目」のことですね。「個人の私」から「全体の私」に目覚める話です。個人的な幸せの追求ではありません。

逆説的ですが、「個人/エゴ/自我」の意識が強いと「真の幸福」は感じられないのです。

多くの方はまだ1段階目です。

エゴ(自己防衛意識・思い込み・影の自分)を癒やして健全化させて、まずは「個人的な幸せ」を体験する必要があると感じます。

「課題」に直面して、未解決の感情を癒やし、健全な自我/エゴを取り戻さないと、「私はいない」とか「現実は幻想」という言葉だけを妄信することになるでしょう。

「感情は私ではないから」と、感じたくない不快な感情を抑圧して、傷口を悪化させているのもよくある話です。

「自己否定の癒やし」が大切ですが、現実に一喜一憂する自分を責めたり、怒りが出てくるとがっかりしたりと、逆のことをやっています。

ところでエゴ(人間の自我)は、人間にとって必要なもので、悪者ではありません。

善悪の白黒思考が強いと「エゴは不要なもの」と思いがちですが、そうではないんですよ。

スピリチュアルな情報は、自分に都合よく捉えることができるので、それこそ「健全な自我」を確立しておかないと、間違った方向に進みかねません。

スピリチュアルマーケットに課金しまくって、挙句の果てに自己破産する方もいらっしゃるため、こうやって警告しています。

(人それぞれ「学び方」がありますから、間違いではないのですけどね)

まずは「人間の学び」をしっかりやって、そのあとに「個人の私からの目覚め」を探求されるとよろしいのではないでしょうか。

人間の学びをしっかりやるとは、目の前の課題(エゴの克服)にコツコツ取り組むことです。

◆1段階目で行う統合のやり方

統合ワークもさまざまなやり方があります。

私は、機械的に「作業」として行うのではなく、湧いてきた感情をしっかり「自分の中にあったもの」として認識したうえで、統合することをお勧めしています。

並木さんは

「こひしたふわよ以外は地球の周波数だから、あなたのものじゃない」

とおっしゃっています。

それと同時に

「その感情は自分の中にあったもの」

とも表現されています。

「私の中にあったもの」ですが、「私のものじゃない」ということでしょう。

ただ、いったんは「自分の中にあった」と自覚的に認めると、手放し(=統合)がスムーズにできると個人的には思います。

意外とみなさん「自分の感情」「本当の気持ち」をしっかり感じられていないんですよ。感情を握りしめてはいるけれど、感じてはいません。

「怒り」「悲しみ」「みじめさ」といった、不快な感情も「本当の自分」ですが、避けていることが多いです。傷つきたくないのでしょう。

みなさん本当の自分を理想化しています。本当の自分はそんなに純粋無垢じゃないというか…。「清濁併せ呑む」という表現に近いと思います。

人間意識の段階で言う「本当の自分」とは、「良いところ」と「悪いところ」どちらもある「等身大の自分」のことです。

(神意識の段階で言う「本当の自分」は、良いも悪いもありません。ただ「全体」があるだけ。「個人の自分」はおろか誰もいません。)

私たちは、「不快な感情」「自分の欠点や弱点」を意識上に置いておくとストレスになるので、無意識層に抑圧して、何食わぬ顔で過ごしています。

でも、その「自己否定」した「影の自分」をしっかり認めて、意識の光を当てることで、マイナスのエネルギーも循環させていくことができるようになるんですよ。

それらをすべて癒やす必要はありませんが、苦しさを感じる場合は、しっかり感情を動かして癒やすとラクになれます。

「統合疲れ」なんて言葉も耳にしますが、1段階目にいる人がいきなり2段階目のワークをやってしまうと、疲れて当然かもしれません。

まずは、しっかり感情(特に不快な感情)を動かして、癒やしましょう。1段階目にいる場合は、プロに相談されるほうが近道だと思います。

なお、感情と一体化しなくなったり、感情をつかんで振り回すことは無くなるとは思いますが、人間であるかぎり、感情が湧いてくると思っています。

私はまだその域に達していないので、私の師匠を参考にさせていただくと

目覚めが深まる(=個人的感覚が薄れるほど、感情エネルギーを「あるがまま」にしておけるのではないでしょうか。

思考や感情が湧いてきても反応が起きない。そこに留まる時間が短くなる。

もしくは、そもそも「個人の私」がいないので、自分の感情という感覚がなくなるのかもしれません。

(気にすることや気になることが「悪いこと」ではありません。それも自然な反応です。ただ、思考感情をつかむと苦しみが続きます)

◆眠らせている「感情」を動かす

みなさん情報過多になっていませんか?いつも私は、クライエントさんに「スピリチュアル情報の断捨離」をお勧めしています。

スピリチュアルの前に、まずは一人の人間として自立する」が、私の口ぐせです😊

情報の受け売りで「ツインレイが~」とか「地球に生まれた目的が~」とか言っているご自分を、客観的にご覧になってください。

恥ずかしいと感じたら、それも「1段階目の目覚め」です。この1段階目の目覚めをコツコツ積み上げることで、2段階目の目覚めにつながります。

「個人の私」をしっかり生き切ることで、「個人の私」から「全体の私」に目覚められるのではないでしょうか。

いきなり「無」になるのではなく
まずは眠らせている「感情」を動かす
それからマインド(思い込み)に気づく

(↑逆のパターンもあります。クライエントさんによって、また、その時々でアプローチは変わります)

現実に一喜一憂して当たり前
もっと自分の感情に寄り添いましょう!

「怒り」「悔しさ」「悲しみ」を話して、手放してくださいね。一人で抱え込む必要はありませんよ。

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