お酒の妖精さん

主にウイスキーに取り憑いている妖精(20代男性)です。お酒を飲みながら、その銘柄やお酒…

お酒の妖精さん

主にウイスキーに取り憑いている妖精(20代男性)です。お酒を飲みながら、その銘柄やお酒というモノ自身について感じた事を記録していこうと思っております。お酒から広がるいろいろな発見を大事にしていくゾ!毎週更新の予定です。

マガジン

最近の記事

「語源シリーズ1」バーボンの語源

バーボンをご存知でしょうか。 ウイスキーの中でも、アメリカのケンタッキー州で造られたものをバーボンと呼びます。メーカーズマークとか、ジムビームがそうですね。ジャックダニエルはアメリカですが、テネシー州なのでバーボンではありません。材料も決まりがあり、また樽も新樽のみという決まりがあります。 さて、バーボンとは、どういう意味なのでしょうか。これは歴史的な語源が存在します。昔、アメリカでは独立運動が盛んで、戦争にまで発展した時代がありました。ケンタッキー州は南なので、独立側になり

    • シングルもブレンデット

       ウイスキーには沢山種類があります。使われる穀類や作られた土地でモルト、グレーン、バーボン、そして単一蒸留所か色々混ぜたかでシングル、ブレンデットにも分けられます。シングルモルトは単一蒸留所で作られたモルトですが、僕は全てのウイスキーが突き詰めるとブレンデットであると思っています。  ウイスキーの味を科学的に分子レベルで考えると、タンニンやバニリンなどが複雑に合わさって出来ている事が分かります。これらは樽の焼き加減や使う穀類の品種、ピート強さ等で加えられて行きます。そう思うと

      • 文字を愉しむ

         僕たちが普段使っている言葉の中には、よく考えてみると語源を知らないものがたくさんあると思います。これはカタカナだけに限らず、例えば「寿司」なんかも酢飯を使うことから「酢し」が転じたと言われています。  ウイスキーはどうでしょうか。英語で表記してみるだけでも、whisky派とwhiskey派が居ますし、そもそもどういう意味なのか分かりません。これ実は語源を遡ると、まだ錬金術(卑金属から金を作り出す、化学的にはありえない術)が盛んに行われた時代にまで戻ります。まだ蒸留酒が無い時

        • 俺たちはいつから酒がすきなのか

           僕はお酒が大好きです。ビール、日本酒、ウイスキー、、、どれも最高です。しかしずっと思っている事があります。  それは「初めて飲んだ時は全然美味く無かったはずなのにいつから好きで飲んでいた!?」ということです。これから派生して「自分はホントに酒がすきなのか!?酒が好きだと思い込んでる、、、?」とまで考えてしまいます。結構、あるあるなのではないでしょうか。  まず、お酒が本気で好きなのかということについて考えてみました。ケツから言うと好きでした。(笑)なぜなら、発酵や熟成が無い

        「語源シリーズ1」バーボンの語源

        マガジン

        • おさけてつがく
          2本