品のないマーケティングはしたくない抽象度とのバランスで悩む問題

こんにちは、Yuyaです。
大企業から独立して年商3,000万円程のプロコーチ兼マーケコンサルとして起業家や経営者の支援をしています。

真面目に仕事をしている人ほど
ぶち当たる問題だと思っている、

「品のないマーケティングはしたくない抽象度とのバランスで悩む問題」

について。

それを掘り下げ、解決まで辿り着きたいと思います。

品のないマーケティングとは何かと言うと
ストレートに言えば

情報弱者対象にしているような
ゴリゴリのキャッチコピーや

「誰でも・早く・簡単に」という
少し間違えば実態と異なりうるワードを安易に使うような
マーケティングの切り口のイメージです。

真面目にやってる人ほど、
どうしてもこのあたりに
抵抗がわいてくるというか、

実店舗ビジネスなどされてる方々は
そもそもそんなことをする発想が
あまりない印象です。

逆にコーチやコンサルなど
個人起業家の人たちで
起業塾やらマーケティングの講座や教材で学んだ人は
多少なりともイメージが湧きやすいかなと思います。

そういう僕も、
「売上を伸ばすことを訴求する」ことすら
もはや抽象度が低いと悩んだこともある
虚無のループにハマっていたわけですが（笑）、

このあたりの思考や発想は
一歩間違えれば迷宮入りしやすいなと思いますw

世の中で起業したい理由の比率が
実際はどうなのかわかりませんが

「特定の課題を解決して顧客や社会の理想を実現していきたい」

というベースよりも

「お金を稼ぎたい」
「会社をやめたい」
「もっと時間が欲しい」

みたいな個人的理由から始める人の方が
圧倒的に多いと思うので（それ自体が悪いということではない）

そうなってきた時に、

サービスの質が磨かれていない状態で
いかに高額で売っていくかみたいな
教え方をしているところもあれば、

「私たちの高額塾を売りなさい、そしたらあなたもすぐ月商７桁！」
という冗談みたいなことを真面目にやっているところもあるわけで、

そりゃ色々な歪みも生じるよなと思うわけですw

一言で言うと

「そういう視座の低い人たちと一緒にされたくない」
「そもそもそんな気持ちでビジネスをしていない」
「ちゃんとしたものをちゃんと届けたい」

というのが恐らく抽象度に悩む人たちの本音であり、

一方で売れやすいのは品のないマーケティングというのも
一応理解はできているので、葛藤が生まれるわけですね。

で、その解決策としては、

・そもそも耳障りの良い話に期待してしまう層をターゲットにしない
・そういう層の人たちにちゃんと本質を届けると決める

の２択だと思います。

「そもそも耳障りの良い話に期待してしまう層をターゲットにしない」
という選択は、

いわゆる
起業初心者系の方など
まだリテラシーがない人たちを
相手にしないという選択です。

となると、
わざわざ、コテコテなコピーライティングは不要で
品のないマーケティングをする人たちと競争する必要もなくなるわけですね。

本質が何かを理解してたり、
基礎力を持っている方々なので、

ちゃんと大事なことを
伝わるように伝え続けていたら
必ず届いてくれます。

思い切ってここに舵を切るという選択は、
健全なビジネス構築に重要な要素ですよね。

あまり遠慮せずに書いていくと、
どうしてもリテラシーの低い層の中には

強烈な他責思考の人もいたり、
基礎力を含めて土台が抜けている人がいるので、

そういう人たちを相手にするなら、
そこからしっかりやらなければ、

当然、顧客になってもらったときに
結果につながりにくいわけです。

これまで色々な教材やら講座やらコンサルやらの内容を
直接であれ間接であれ見てきた中で、

土台作りから徹底してできている内容は
ほとんどないのでは…という印象です。

唯一、一人だけ、素晴らしい執念と愛と抽象度で成し遂げている人を知っています。

結局、本来自分が誰に何を届けたいのかを考えた上で、

耳障りの良い話に期待してしまう層の人たちではなく、
本質を理解できる人を相手にする、という方が、
ビジネスとしては健全に回りやすいなと。

2つ目の選択肢は、
初心者系の方々にもちゃんと本質を届けるというもの。

なので、
フロントや表の発信上では、
そういう層の人たちが反応しやすいフレーズや表現を
あえて割り切って使い、

まず興味を持ってもらってから、
本質的なことを伝えるという選択です。

個人的にはものすごく重要なテーマだと思ってます。

（そして僕は散々迷ったあげく、
この２つをどちらも実施していくことにしました）

本質が必要なひとほど本質が届かないというジレンマを乗り越え、
多くの人がちゃんと人生豊かに過ごせるような
コンテンツや発信ができる人が増えれば、
もっと世の中良くなるんじゃないかなと思います。

で、
どこかのタイミングで
抽象度で悩む問題は出てくるとは思うんですけど、

そもそもこの悩み自体は
そんなに深い意味はなく
むしろ深く迷宮入りする前に
さっさと抜け出した方が良いなと思いますw

抽象度で悩んでるという点においては
おそらく他人の評価軸も入ってるので、

そんなことは一切気にせず、

自分が突き詰めて正しいと思う答えや感覚を大事に
自分がやりたいことをやればいいという結論です。

それこそ抽象度高い視点から考えれば

世の中に絶対も正しいもそもそもないので、
そこで悩むこと自体がナンセンス。

もちろん悩みが発生してしまったものは仕方がないですし、
僕も絶賛悩んだので気持ちも非常にわかるのですが、

みんな好き勝手に結局やってるだけですし、
今正しいと思っていることが将来真逆の結論にいたることもあれば、
そもそも生まれ持った人生の目的すら個々人によってバラバラなので、

自分が正しいと思うことを
特に思考に頼らず感覚的に正しいと思えることに
純粋にコミットしていけたら良いのではと思います。

そのために
自分の人生をかなり深堀りして自分の重要なテーマを言語化してみたり
自分の内面にある摩擦を解消して新たな視点を手にいれてみたり
自分の特性や強みを改めて認識してみたり

しっかり向き合う期間を経ることで、
もはやぶれない軸みたいなものが
出来上がってくると思うので、

「じぶんをだいじに」

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