一人会読の試み
最近話題の『独学大全*1』で「一人会読」というものを知った。
会読、すなわち「書物を共に読むこと」は多くは読書会という形式を取る。
以前に大手の読書会に参加したことがあるが、なかなか面白かった一方で、自分の最も興味のある書籍が採用されることはそれほど多くなかった。
そこで「一人会読」である。「会読を一人で行う」というものだ。
語義矛盾しているようだが、インターネット上ではそれが成り立つ。
ある本に興味がある複数の人が、ばらばらの時間に、ばらばらの場所で、同じ本を読み、感想を記録する。
そして各々の解釈を読み、自らの解釈を再確認する。
著者の読書猿さんによると「同じ書物を読む人は遠くにいる」そうだ。
私もどこか遠くにいる仲間の一人として、誰かと本の感想を共有できることを願って、一人会読を始めたいと思う。
今のところ1ヶ月に1回以上、できれば毎週末に更新したいと思っている。
また私の興味として、心理学や哲学の本を取り上げることが多いはずだ。
一冊目として、『レジリエンスの教科書*2』を読むことにする。
それではまた来週。
*1 ... 独学大全 絶対に「学ぶこと」をあきらめたくない人のための55の技法
https://www.amazon.co.jp/dp/4478108536/
*2 ... レジリエンスの教科書: 逆境をはね返す世界最強トレーニング
https://www.amazon.co.jp/dp/4794221304/
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