2021/5-6 消費コンテンツ

月次といいながら月次に書けるほどコンテンツを消費してないなーと思いつつ、原因を考えた時に音楽を聴いている時間が多いからだということに気付いた次第。娯楽という観点では音楽も最早消費コンテンツの一環だし、冷静に音楽の方が紹介したいコンテンツが多い気がしているので今回から音楽もピックアップして記載してみることにした。本旨の形式をリスペクトするのであれば分けた方がいいのかもしれないとも思いつつ。

映画
◆心が叫びたがってるんだ。
青春。そのただ一点に尽きる。自分が求めていて得られなかったもの、自分が殺してきたものがそこに詰まっていて、華やかな甘酸っぱい学生生活への未練と羨望が自分には残っているんだと再確認した。ストーリーに思い入れは湧かなかったが、自身の学生生活と照らし合わせた時に陰キャラ的な嗜虐心が自分にダメージを与えたのは当然の結果とも言える。ある意味での苦々しさを覚える作品だった。

ドラマ
◆逃げるは恥だが役に立つ
アマプラで無料視聴できることを教えてもらい、主演両名の結婚が話題になったタイミングもありなんとなくいい機会だったので視聴。ガッキーが可愛い。原作が漫画ということもあり比較的"突拍子もない"背景や設定ではあるのだが、星野源演じる津崎平匡のパーソナリティに親近感を覚えて面白く見れた。ガッキー可愛い。いかにも日本人にいそうな人間性という偏見じみた部分と程よいラブコメ感がヒットの要因だったんだな、と思った次第。ガッキー可愛い。EDのダンスで有名な恋をふんわりとしか聞いてなかったんですが、最初のフレーズの「営みの」の部分の「み」と「の」は同じ音だと思ってたんですがアレが違う音だったのが今更なくせに新しい発見でちょっと面白かった。ガッキーかわいい。平匡さんも可愛い。”きゅんきゅんする”という感覚をちょっと味わえた気がする。ガッキーかわいい。

書籍
◆賢さをつくる 頭はよくなる。よくなりたければ。(谷川祐基著)
具体化と抽象化の往来を賢さと定義し、その凡例を図示しつついくつもパターンで具体として紹介している。具体と抽象について左右の軸で比較している図示がイメージに結び付きやすく、考え方の整理とアプローチ手法という点で今後の生活や思考に役立てられそうだと感じた。私自身はどちらかというと抽象化の方面に物事を思考しがちな傾向にあり、具体化という方向への思考が足りていないと常々感じているのでこれを機に具体化の頻度向上を図りたいところ。
普段あまり具体化とか抽象化のようなことを考えず漫然と思考する、あるいは単一方向への思考に陥りがちな傾向の人には悪くない本だと感じた次第。
余談であるが、本著作内で触れられていた「数学の勉強が(義務教育、高等教育において)何故必要なのか」という疑問に対する抽象化の思考練習であるという回答はすごく腑に落ちる回答で、思わずなるほどなと心の中で声を上げてしまった。

音楽
◆ベゲとの遭遇/ベゲfastman人

Boombapのカッコよさもチルい感じも併せ持つ、21上半期ベストEP三指に入るレベルの激刺さりでマジで無限にリピートしてる。MCのMaijiがUMBに出たのがキッカケのミーハー具合ではあるけど、音源強いラッパーはやっぱつええんだな~って小学生みたいな感想が脳裏を駆け巡ってる。
収録曲「合法ハーブはダメ絶対」のhookがめちゃくちゃパンチラインでツボ。
https://www.youtube.com/watch?v=WvwAXCBPggs
再生数に少し寂しさを覚えるところではあるが、MCバトルだとクルーとして出るわけじゃないしなかなか知名度上がらないのかねえ、などと邪推している次第。Youtubeでバトルだけ見てれば満足するというのも分からなくもないが、せっかくなら音源も聞いた方がもっと面白い。

https://www.youtube.com/watch?v=69b5aHsRo48

◆不思議/星野源
https://www.youtube.com/watch?v=ilnLczvLGAY
新作のシングル。完全にミーハーチョイスだが、ミーハーなため仕方がない。リリースのタイミング的に曲の趣旨含め結婚意識したのかなって捉えてしまったけど趣旨についてはどうも違ったらしい。入りのしっとりした感じで進行し続けるのかと思ったら1メロ2メロサビとどんどん曲調の変化があって展開に飽きないし、音楽的な多彩さが一曲にふんだんに詰まっていて興味深い。星野源の音楽は良い意味で遊び心にすごく長けていると思っていて、それこそ恋やSUNなどの代表曲に共通するポップさだけではない音楽の幅が詰まっていてとても気に入っているが、今回はまさにそれを凝縮した一曲のように感じられた。

◆Be kenja/呂布カルマ
https://www.youtube.com/watch?v=GubOG37Gq00

The 呂布カルマ。ほかのアルバムをきちんと聞いたわけではないのだが、一貫性のある呂布カルマという男のラップだな、という印象を受ける。自分自身もバトルヘッズでなんやかんや呂布カルマのラップはかなり好きなのだが、普段のパンチラインとリリカルな言い回しがさらにパワーアップして楽曲化していると考えるとそりゃ重くのしかかるアルバムになるよな、と納得せざるを得なかった。

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