大企業で働く意味が問われる時代が来た
「#はたらくってなんだろう」のコンテストに寄せて、比較的大きな組織で働いている私としては、大企業で働くことの意味を考えることにする。
まず、現代は大分業時代である。業務を細分化し、専門化することで(特に大量生産の)効率を上げている。しかし一方で、細分化された業務につく人々はその企業全体が何をしているのか体感しにくくなる。そのような経験がある人や、仕事は生活のためにするものと割り切っている人なら、当コンテストの開催背景に書かれている次のような文章に、多少なりとも違和感を感じる