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楽しいオタクライフ

オタクとはどこからがオタクなのかと考える暇もなく、アニメや漫画が好き=オタクとの認識をもってきました。
私自身はオタクであることを楽しんでいることもあって充実したオタクライフを過ごしていましたね。
今回は私のオタクライフの紹介をしつつ、振り返りをしていきたいと思います。

① 憧れ
小さい頃は憧れていたものが沢山ありますよね。
魔法使いだったり、お姫様だったり。その延長線上に、アニメや漫画のキャラクターがいました。
男の子が戦隊モノにハマるように私にとっての正義の象徴はアニメや漫画のキャラクター。
純粋に憧れだけならいいものの、それだけでは終わりませんでした。

② 夢見がち
アニメや漫画を主観的に見るうちに、実際に自分にも起こるのではないかという妄想にとりつかれていました。「私もこういう恋になったら」とか「好きな人はこういう人だろうな(キャラと重ねる)」とか。自分の理想を完全にアニメや漫画に当てはめて捉えていたのです。そのためか実際、現実で起こらなかった場合の落胆は凄かったですね(笑)
また魔法が使えるようになったりするかもとか自分も不思議な力が突如とかも考えていました。そんな世界で過ごしてみることが一種の憧れのことがありましたね。
例えば、ポケモンが実際にいたら絶対楽しいだろうなとか。

③ 少女漫画から少年漫画へ
思春期を迎える頃には少女漫画を離れ、少年漫画にのめり込むようになりました。
もちろんそれまではどちらのジャンルもみていましたし、弟の影響もあり少年系も読んではいました。
それまで夢見がちだった私は少女漫画のような展開になることはないという現実を見始めるようになり、友情や冒険が描かれる少年漫画にハマるようになりました。

④ 腐女子への覚醒
少年漫画では、特にジャンプ作品を見ることが多かったです。その頃は、ジャンプ全盛期とも呼ばれ、ワンピースをはじめとした人気漫画が続々と連載していたからです。
そんな中、ある友達から「秘密の話がある」と言われてみせてもらったのが同人誌でした。
しかも18禁(笑)当時、小学生だったので衝撃でしたね。
こんなものがあるとは?!むしろ性について一足先に同人誌で学ぶような感覚でした。
そこからその世界にのめり込んでいきました。
好きなイラストを描く人を探したり、色々な作品を見てみたり、コミックマーケットにも
初めて参戦したのが小学校6年生くらいでしたね。

⑤ 声優の魅力
腐女子覚醒と同時期頃に、声優イベントにもよく参加するようになっていました。
発端は、アニメのエンドロールで「この声誰だろう」と声優さんについて調べ始めたことです。そこから「このキャラもこの人が?!」とか実際どんな人なのか気になったりして、あらゆるところで情報を探していました。私が声優さんにハマった時期は、今のように声優雑誌なんてほとんどありませんでしたし、声優さん自身の露出も少なかったのです。声優は声の仕事だから顔をみせたらいけないという業界の暗黙のルールのようなものもあるとの噂を聞いたことがあります。
声優ラジオを聞いたら本当に面白くて、この人がこのキャラをということで感動したり、その人柄を好きになったり、声だけでも伝わるものがあってそこを魅力に感じていました。
そこからはずっと好きな声優さんを追いかけていました(笑)今でいうアイドルやジャニーズ好きな子たちのように。
声優さん自身のイベントも少なかったですし、チケットの争奪はそのころから凄かったですね。

⑥ なりきり
ファンの人のHPやらをやたら詮索していた時期に、キャラになりきりチャットをするということにハマっていました。特に私がハマるアニメ漫画がコアなものが多く、周りに共感してくれる人がいなかったのでそのファンとの交流も兼ねて始めたものでした。
結構楽しかったのですが、だんだん飽きてきて…キャラになりきるって難しいですよね。
私はなりきるよりモノマネの方が良かったのかもしれません(笑)

⑦コスプレの世界
アニメ漫画みたり、腐女子だったり、声優の追っかけしていたりとまあオタクライフを楽しんでいた私ですが、ある日コスプレというものに興味を持ち始めます。
きっかけは何だったか思い出せませんが…雑誌か何かでみたのかもしれません。
コスプレをやっている人のクオリティが高く本物みたい!と思ったことです。
今のように商業レイヤーやコスプレに関して周りの受け入れが広くはない時代だったのですが、キャラになりきることができるのは楽しそうって思いました。
そして一気にコスプレの世界へと誘われ、2年間くらいコスプレイヤーをしていました。

⑦ グッズ収集
これも割と腐女子覚醒~同時進行でしたが、グッズ集めが本当にエグかったです。
トレーディングカード系やポスターなどあらゆるグッズ(自分が好きな絵柄のみ)を集めていました。「限定」とか「描きおろし」には特に弱かったです。
どのくらいグッズをもっていたのかはだいぶ売ったり処分したりしましたので、忘れましたが、両親に呆れられるほど持っていたので結構あったのではないでしょうか。
グッズの前には雑誌などの切り抜きとかも収集していました。懐かしい!

とにかくEvery dayアニメ漫画や声優の話を友達としていましたね。
オタクの日常はそんな感じですよね!
アニメ漫画好きな友達が多かったですし、それがまた楽しかった時期でもありました。

オタクから離れてわかったこと
オタクから離れたのは就職だったり、恋愛だったり、ちょっとしたきっかけがありました。
そこでわざわざオタクから離れなくてもよかったとは思いますが、集中できないという理由もあり、離れてみることにしました。

離れてみた結果は、なくてもなんとかなる!

(笑)

しかしアニメや漫画やないとないで物足りなさは感じていました。
ふとした瞬間に思い出される場面など「もう一度みたい」という衝動はありました。
そうこうしているうちに本当に好きなものがわからなくなりました。
別の趣味も見つけようとしましたが思うようにはいきませんでした。
心が枯渇している感じです。
そう思ったときに初めて、アニメ漫画が好きだということを感じました。
離れてみてわかることってあると思いますが、まさにそれでした。

ただ、アニメや漫画に偏りすぎるとそれはそれで飽きてきてしまい…
なんだかんだで、全てバランスが大事だったことに気が付きました。
この話はまた後程させて頂きます。


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