見出し画像

他者からの反応をついネガティブにとらえてしまうとき

私はHSPの特徴もあって、他者とのやり取りの中でちょっとしたことにいちいち敏感になってしまいます。あなたも以下のようなことをつい気にしてしまうことはありませんか?

  • 私の発言の直後に○○さんの口元がひきつった

  • 昨日、私へ話しているとき○○さんは目が笑ってなかった気がする

  • 今朝、私へ話しているときの○○さんの話し方がいつもよりキツかった気がする

  • (テキストコミュニケーションで)私のコメントに○○さんはリアクションボタンでドライなものを付けた

  • (テキストコミュニケーションで)私のコメントに○○さんは最近反応してくれない気がする

これらって、多分相手の人は全く気にしてなくて、直接聞いたとしても全く覚えてないと思います。もしくは「眠かったから」など全然関係ない理由です。
つまり気にし損なんです。でも、考えてしまうのですよね。ものすごくよく分かります。

なぜ他者の自分への行動を気にしてしまうのか?

ズバリ、「他者から与えてもらう」ことを気にしているからだと思います。全人類に共通すると思いますが、他者から「好意」をもらいたいですよね。そうすれば承認欲求が満たされます。

しかし「好意がほしい!みんなから好かれたい!」という願望を叶えようとすると、好かれている感覚を実感したいがために、嫌われている感覚も脳が集めようとしてしまうと思います。嫌われている感覚が分からなければ、好かれている感覚も分からないからです。「嫌われたくない」という願望を意識すればするほど、「嫌われている」情報を集めようとしてしまいます。

「自分が他者に与えることができているか?」にフォーカス!

好かれている・嫌われているのジャッジから抜け出すには、「今この瞬間、自分から他者に与えていることができているか?」に意識を全振りしましょう。これはアドラー心理学でもあり、承認欲求を捨てることにもつながります。

自分の価値観を自分の行動の軸として掲げて、他者との関係性の中でもそれを役立たせることができているか?にフルコミットしましょう。
なかなかできることではありません。これを書いている私もついつい「あの人のリアクションなんだかドライで怖い…」と思い込んで、「他者から与えてもらえない」ことを理由に自分の殻にこもりがちです
でも、何度も「自分から与える」ことに立ち返りたいと思います。

一緒に好かれている・嫌われているのジャッジから抜け出して、心地よい日常を手に入れましょう!!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?