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「誰に相談したいか」の時点で欲しい答えは決まっている

悩んだときに思い浮かぶ顔が、もう自分の欲しい答えだ。

「転職するべき? 留まるべき?」
この質問をぶつける相手は、自社から転職して楽しそうにやっている先輩。「転職はいいよ」と言ってもらいたいのだ。わりと誰に聞いても「まあ、いい会社だけどね」と言われてまた悩んでしまうのだけど…。

「キャリアとプライベート、どっちをとる?」
この質問を投げかける相手は、働きながら子育てしている友人。「仕事はしていた方がいいよ」という答えを期待しているのだ。そのものずばりではなくとも、ロールモデルの要素がある人にこそ、悩みを相談する意義がある。(「話を聞いてほしい」だけの場合は、これに限らない)

どんなに信頼できる人でも、思っていたような回答が得られず、お互いにモヤモヤした経験はないだろうか。そういうときは自分の中に明確な「欲しい答え」があることが多い。

いつも同じ人に相談しているなら、それは「自分のことをわかってくれる人だからこそ、欲しい答えをくれるから」ではないだろうか。

いずれにしろ、ある程度でも心を許していなければ、相談しようとは思わない。優しくしてほしいとき、すこし厳しくてもハッキリ言ってほしいとき、さまざまなシチュエーションで思い浮かぶ顔があっていい。

私も誰かにとっての「思い浮かべたい顔」でありたい。

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