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予定調和/インクリメンタル

自分の好きなことや、やるべきと思うことを、自らが属する組織目標として設定し実行するのは、とてもとても難しい。とりわけ前例のないことは、みんな関わりたくないので、まず仲間づくりから苦労する。

物事の進め方が安定している環境では、周りとの調和が何より重要。全ては予定されたシナリオに沿って厳かに進行しなきゃならない。自分なりの考えとか価値観とか、まるで無意味なのかなぁという気持ちになることすら、たまにある。

そんなこんなでブルーだった時、落合陽一さんの「働き方5.0」の最後の方に書かれていた言葉にはっとした。時々感じる違和感は「予定調和」だと気付いたから。なんだかオバケの正体を突き止めた時のような感じ。

私 は デジタル ネイチャー の 世の中 には そういった カテゴリー も なくなっ て いく と 考え て い ます。 面白い もの を、 そして 自分 しか でき ない 価値 を 社会 に 出し た 人 から、 認め られ て いく 社会 です。 その 中 で インクリメンタル、 つまり 予定調和 を 繰り返し 続ける こと で たどりつく 視座 からは 決して 価値 を 生み出せ ない でしょ う。

落合陽一. 働き方5.0~これからの世界をつくる仲間たちへ~(小学館新書) (Kindle の位置No.1962-1965). 株式会社小学館. Kindle 版.
人 は 歳 を 取れ ば 取る ほど「 何 の ため に 生きる のか」 を 考え なく なり、 目 の 前 の 幸福 や 不幸 に 右往左往 し ながら 暮らし て いく もの です が、 信念 を 持っ て いる 人間 は その 問い への 明確 な 答え を 持つ こと が でき ます。

落合陽一. 働き方5.0~これからの世界をつくる仲間たちへ~(小学館新書) (Kindle の位置No.1990-1992). 株式会社小学館. Kindle 版.

同年代の勝間和代さんのYouTubeに励まされることの多いこの頃。若きクリエイティブ・クラスである落合陽一さんのメッセージも勇気をくれる。

残念ながら、私は目の前の幸福や不幸に右往左往しちゃっている。
でも、へこたれないぞー。


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