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INFJ/HSS型HSPな自分


少し前から話題になったMBTI診断。
あらゆる質問に回答していくと、心理学的に分類された16パターンのどれに位置するのかがわかる
というもので、自分は"提唱者型(INFJ-T)"という結果が出た。

※参考

特徴を見ていくと、まるで自分の説明書のような内容で
首が落ちてしまうくらいの勢いで頷きながら読んだ。

…が、この"INFJ"というタイプはかなり少ないらしく、
全人口のうち僅か1%未満とされている。らしい。



数年前、社員になる前提で入社したアパレル店でのアルバイトで、
過度なストレスから声が出せなくなってしまったことがあった。

学ばなければならない事、上司との相性、
周りからの期待感から来るプレッシャー

仕事だけでなく、
人生初の同棲を経験していたり、
家族でも軽く問題があったり、
会いたい友達とスケジュールの都合でなかなか会えなかったり

…と、言い訳と言われてしまいそうだけど
原因は挙げたらキリがなさそうなくらい、環境も良くなかったのだと思う。

心因性失声症の診断を受けてから仕事を辞め、
1ヶ月ほど休養をとっていた時、
なぜこんな事になったのか原因を探るのち、
自分が"HSS型HSP"であることを知った。


※参考


一言で表すなら
"大胆な行動をとるクセに繊細な人"
という大変めんどくさい気質を持っている。

そしてこの"HSS型HSP"も、
"提唱者型(INFJ-T)"と同様に少数派らしい。


関係あるかどうかはわからないけど、
中学の頃「下ネタについて来れない」という今思うと変な理由で仲間はずれにされていた時期があり、自分は女子グループに心配されて匿われていた。

気の強い女の子が弁護をしてくれて、ぼくはまた男子のグループに戻れる事になるのだが、居心地は悪かった。

あの頃の居心地の悪さは、弁護の後に戻った事が理由ではない。
最初からだった。
もっと言うと、小学生の頃から男子のノリとか
おませな女子のめんどくさい人間関係の感じがとても苦しかった。

ケンカや揉め事は大嫌い、事なかれ主義の自分は
被害者が自分であるうちは
立ち向かおうとか解決しようとかそういう気はなかった。

自分が被害者でいることの方が気が楽だという思いもあったかもしれない。

多感な時期に自分のそういった気質をなんとなく理解していたぼくは
高校進学を機に所属することをやめた。

中学に比べて、高校から"集団"というものが
より明確になってきたように感じて、余計に居心地の悪さを感じた。

学年で目立つヤンキー男子はそんなどこにも所属しないぼくが気に入らなかったのか、廊下で急に肩を殴ってきた。
(あまり言いたくないけど、当時は女子に人気があったので妬みという線もありそうですが)

「肩パン」というヤンキー集団同士の間では挨拶のようなものらしく
笑ってやり過ごしたが、
ぼくはその一件で高校生活に別れを告げたくなった。

高校で学びたいものもなかったので出席日数はギリギリ。
ロクに学校にも行かずバイトばかりしていた。
入学式も卒業式も、まっすぐ家に帰った。


高校在学中から事務所に所属して
20代中盤まで行っていた役者としての活動中にも、
同じようなことが起きた。

知り合いに誘われて出演する事になった舞台の稽古期間中に
いじめ(のようなもの)を受けた。

年齢も、舞台経験も一番下の自分に対して、
最初は飲みの場だけだったのが徐々にエスカレートして
稽古中も本番前の楽屋でも心無い言葉を言われ続けていた。

原因はおそらく学生の頃と同じだ。
自分は他人とどこか一線を置いていて、それを気に入らない人間がいる。
斜に構えている印象を受けるのだろう。

映像とは違った慣れない舞台の稽古
覚えなきゃならない事、チケットノルマ、家庭の事情など
電車の白線を越えてしまおうとしてしまった事もあった。

その時に守ってくれた先輩にはとても感謝しています。

話を戻すと、
"INFJ(提唱者型)"・"HSS型HSP"という自分の気質を知ることができて
自分の得意/不得意がようやく本当の意味でわかってきた。

「考えすぎ」と他人に言われてしまうような細かい悩みも

他人より物事を感じすぎてしまうことも

一人の時間が必要なことも

そういう気質である事に起因する
という事を知っただけで、心が軽くなる。

少数派だから、わかってくれない事が普通なんだ。
わかる人にだけわかればいい。


それでも

だからこそ、自分はわかってもらえない分、他人を理解してあげよう。

綺麗事だと言われても、この気持ちは大事にしたい。

そう思った。


以上、自分の思っていることを書いてみるテストと
同じような事で悩んできた人に、決して一人じゃないことを知って欲しくて書いてみました。

支離滅裂で駄文な上、長くなってしまいました…。
ここまでお付き合いいただきありがとうございました!



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