SpiderLily

妄想劇場

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観葉植物を育てるにあたって

「絶対に枯らすからやめておいた方が良い」 これは、私が「観葉植物を育てたい」と言った時に友人に言われた言葉だ。 確かに今まで観葉植物を育てようとして何度も枯らしてきたから、その言葉は本心から出たものなのだと思う。 しかし、今私は観葉植物を3種類育てていてそれらはすくすく成長している。枯らすかどうか、やってみないと分からない。 以下は実際に私が観葉植物を育てるにあたって実行した事を元に書いている。 ※鉢植えを前提に以下話を進めていきます。 まずは下調べ観葉植物を置く予定の場

    • PMS/PMDD 心を壊した話

      その時は突然やってきた。 ⚵ 大好きな料理をしている時。しかも、その中でも比較的楽な煮物を仕込みながら俯いた時だった。 あ、私、死にたい。しかも、今すぐ、死にたい。 まるで、マヨネーズをきらせていたから後で買いに行かなければ、と思うのと同じ程度の気付き方だった。 もしかして、私は今、とんでもない辛さを感じているのではないか。 そう思い至った瞬間、ぼろぼろぼろ、と、勢い良く涙が溢れた。 何がどう辛いのか、何で死にたいのか、頭が働かず言葉で充分に順序立てて説明する事が出

      • 言葉の魔法

         「ことば」として出たものが本当の事になる。言霊や言挙げと言ってしまうと大層な話になってしまうような気もするが、私はずっとそれは本当にある事だと思っている。  言葉として発して気持ちを表明する事。それは自分の口から出て他の人の耳に入り、伝播し、いつしか自分の元に好事又は凶事となって返って来るかもしれない。  それは他の人の力によるものかもしれないし、自分の力によるものかもしれない。 ⚵  例えば私がMacbook Proが欲しい、と言葉を発したとして、他の人から整備済製品

        • 艶とは何か、色気とは何か、なりたいのはどんな自分なのか

          漸く仕事に慣れてきた新入社員時代の或る日、ある先輩と偶然一緒のタイミングで更衣室に居た時、「ちょっとお茶でもどう?」と、その先輩に誘われた。 少し離れた場所で仕事のやり方を見守ってくれていた先輩だ。小さくて細くて、お洒落で物静かで、飾り気がなくておっとりしていて、所謂「(小さな)大人の女性」という感じの方だった。 業務の内容からも私とはあまり接点はなく、その時以降お茶に行く事もなかった為、恐らくこのお茶はその先輩の気紛れだったのだろうと思う。 何年か経った今でも印象に残ってい

        観葉植物を育てるにあたって

          雨に沈む街

          雨の中、雨粒と湿気の中に、静かに街が沈んでいく。 此処に記すのは私の感覚、唯の感想文と言ってしまえるかもしれない。 ⚵ 私は雨は嫌いじゃない。 そりゃあ確かに雨に濡れるのは好きではないし、気圧の変化に弱い体質だし、伸ばしている髪は湿気で絡まってしまうけれど、雨の中傘を差しながら空を見上げて、静かに降って来る雨がどんどんとこちらに迫って来るのを見ていると、容赦なく降って来る雨に心が洗い流されるように、空っぽになれる気がする。 雨の中、レールを滑るようにして駅のホームにやっ

          雨に沈む街

          初めての記事で初心表明。

          noteに触れる事自体が久々だ。 どうしたものかこの使い辛さ、と思うが、使い慣れていないだけで実は他の何かよりももっともっと使いやすいのかもしれない。筆不精は許して欲しいと思う。 本末転倒ながら、いつもの如く書く事については全く決めていないし、方針も何もない。ただ、溢れ出す私の中の何かを置いておく場所は何処かに必要なのかもしれないと思う。 日の目を見せなくて良い事については今まで通り手帳の短文日記を続けようと思う。 このノートでは、 手慰みに妄想劇場を展開させるかも

          初めての記事で初心表明。