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#33 6回目の冒険

これは自分たちの普段のお話。



中学校を卒業する数日前、
友人のM君と少し離れた所にあるマクドナルドでモンスターストライクでマルチをしていたのだが



友人「映画でも観に行くか〜」
自分「今ドラえもんやってるよ」
(半分冗談のつもりで)
友人「良いね、ドラえもん観よう!」
自分「ほ、本当に!?」


そんな軽い会話で急遽
「映画ドラえもん のび太の宝島」を観ることになり、中学3年の男子2人が
映画館でドラえもんを観るという
少しだけ不思議な時間が生まれた。

観終わった後、2人とも
「ドラえもんって面白いんだな」
「めちゃめちゃ楽しかったな」
満足感に満ち溢れていた。

翌日の学校でも
「ドラえもん観た方が良いよ!」とクラスメイトに沢山宣伝したのをなんとなく記憶している。


宝島の主題歌、星野源さんの「ドラえもん」「ここにいないあなたへ」を聞くとあの時の高揚感と感動が蘇る。


お互い高校生になった翌年。2019年の3月、
「今年もドラえもんの映画行く?」
流石に2年目は嫌かな?と思い聞いたのだが、
かなり乗り気で
「行く」とメッセージが届いたのでとても嬉しかった。

コロナ禍で公開が遅れた2020年の
「映画ドラえもん のび太の新恐竜」では
自分の好きなMr.Childrenが主題歌を担当するということで、いつも以上に素敵な思い出になった。

次の作品もコロナウイルスの影響で公開が遅れ、2021年は映画がなく、2022年に
「映画ドラえもん のび太の宇宙小戦争 2021」
として上映された。


2年間時が流れても、未来とか理想とか沢山考えることはあるけれど、いくつになっても変わらずこうして映画を観れていることは幸せだなとコロナ禍の時間を経て感じることが出来た。

昨年の「映画ドラえもん のび太と空の理想郷」も空いた時間を見つけて、
心のまま大好きなドラえもんに会いに行った。

そして昨日、宝島から見続けて6作品目
「映画ドラえもん のび太の地球交響曲」
を観に行くことが出来た。


(長くなりそうなので、地球交響曲の感想は
次回のnoteで書こうと思う。)

中学3年生だった2018年から。
行くか行かないか迷わないで、毎年変わらず同じことが出来ることは本当に有り難い。


この6作品もこれから観るであろう作品達は
大人になっても忘れないだろうし、その時感じた大切な思いはいつまでもずっと心の中に輝く。



あんなことやこんなことでたいへんなんだけど、靴を履いて来年も一緒に冒険が出来るように頑張らなければ!

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