【記録】自称作家志望(無職)22歳男性、実家暮らしの1日。

 刑事訴訟法をひととおり勉強した結果、なによりも鮮明に僕が理解したことは、

 冤罪事件はふつうにある、ということです。






 しょせん、人間がやっているのだから、仕方がない。

 この僕だって、身に覚えのない殺人罪でいつか裁かれる可能性があります。それは完全に運です。







 しかし、冤罪で死刑になるのは嫌なのです。

 だから、いまから、冤罪になったときのために、「この人はそれほど危険な人物ではない」という証拠を、ここに記録しておくことにします。






 だって、このままだと、まずいでしょう。

 自称作家志望というところから、すでにもう、怪しい臭いがしている。一時的であれ、無職というのも、印象が悪い。






 しかも、欲望を剥き出しにした作品とか、なんかやけに残酷な作品とかを書いていることは、明らかに心証が悪い。

 『拷問投票』などという悍ましいタイトルの作品を書いていることを、堂々とブログで公表しているのも、一般通常人の感覚からすると近付き難い。








 こんな人なら、たしかに、人を殺してもおかしくないね、と思われたら負けです。






 今回は、山本清流が冤罪で逮捕され、警察官の威圧感に負けて自白してしまい、山本清流を被告人とした刑事裁判が行われたときに、

 山本清流の印象を少しでもよくするための一般情状として加味してもらうために、ここに事件発生以前の山本清流の平凡な1日の流れを記録します。







 1月22日、朝、9時ごろ、起床。

 朝食を食べてから、リビングで飼っているオカメインコを室内に放鳥。1時間。






 2階の自室に戻ると、ノートパソコンを立ち上げ、『拷問投票』を書く。

 1.5ページぶん書き進め、40×40で67ページに到達。






 午前中の残りは、お手玉の練習に費やす。

 ここ最近の練習が実り、お手玉3つができるようになっている。

 いまの目標は、お手玉3つを連続で20回、成功させること。






 正午過ぎ、『アッコにおまかせ』を見ながら、昼食をとる。

 午後1時から3時までは、オカメインコを日光浴させるために、カゴごと庭に持っていく。

 カゴの傍に椅子を置き、インコとともに日光浴をしながら優雅に読書。

 読んでいたのは、佐藤究の短編集『爆発物処理班の遭遇したスピン』。







 インコの日光浴のあとは、自室に戻る。

 ノートパソコンを開き、『拷問投票』の今朝執筆したぶんを推敲する。

 スラスラ読めるようになるまで、何度も読み直す。






 午後4時からは、オカメインコを室内に放鳥。1時間。

 この間は、ヨギボーに座り、個人的興味から、国際関係における安全保障についてのテキストを読む。

 このころ、昨日の夜にアマゾンで注文したテキスト、『講義刑法学・各論』が届く。






 午後5時ごろにインコをカゴに戻してから、夕食の料理を開始。

 3人ぶん、ポテトサラダとエビフライ、味噌汁をつくる。

 ポテトサラダをつくりすぎてしまう。

 午後6時ごろから家族とともに夕食を済ませる。


 歯磨きはしっかりと。10分は磨く。







 夕食後、自室に戻ってからは、またパソコンを立ち上げ、『拷問投票』の推敲をする。

 文脈がわかりにくいところがあったため、ああでもない、こうでもない、と試行錯誤。






 そうこうするうちに、午後9時に至る。

 届いたばかりの刑法各論を読み始めようとも思ったが、不意にnoteを書きたくなり、この記事を書き出す。







 この記事はすぐに書き終わったが、この記事は本当に面白いのだろうか、と疑問に思い、

 公開しようかどうか迷っているうちに、就寝時間を迎える。

 午後11時半ごろ、夢の世界へ。







 と、まあ、昨日は、こんな感じの生活でした。

 こんな感じの生活がとりあえず3ヶ月くらい、続きそうです。







 昨日の僕がとくに興味を持っていたのは、戦争を抑止するためにはどうすればいいか、でした。

 昨日はそのことをよく考えていましたし、それが気になりすぎたために、本棚に眠っていた政治学の本に手を伸ばしました。






 昨日のところ、僕がいちばん納得したのは、単純ではありますが、

 世界政府をつくることです。世界政府があれば、ロシアのウクライナ侵攻は、愛知県が反乱を起こして岐阜県に攻めてくるのと同じなので、そこに国が介入すればいいだけです。







 この見解については、そもそも世界政府なんて作れない、という批判もあります。

 しかし、僕はそうは思いません。国連の延長線上に世界政府を樹立することは、長い時間がかかったとしても可能だと思います。







 おそらく僕が生きている間には、世界政府が誕生することはないでしょう。だから、ひとまず、一時的な措置として防衛力を強化するのも致し方ないのかな、とも思いました。(僕は無党派です)

 でも、たとえば、いま第三次世界大戦が勃発すれば、多大な犠牲は生じるけど、世界政府をつくることへのきっかけにはなるかもしれないと思いました。

 国連ができたのも、戦争がきっかけなので。







 そんなことを考えているうちに、世界政府を題材にしたSF小説を書いてみたいな、と思いはじめました。

 でも、いまの僕の予定では、『拷問投票』を書き終えたあとは、ゾンビものを書きます。






 ゾンビっていいですね。

 やっぱり、僕はホラー寄りな人間みたいです。