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素人小説家、noteはじめるってよ

 はじめまして。山本清流と申します。ペンネームです。

 カクヨムで小説を書いている素人小説家(大学生の男)です。

 noteについてはまったく詳しくありません。右も左もわかりませんが、小説など公開していけたらいいなと思っております。まだ具体的なことは考えておりません。

 小説の種類としては、ホラーを書くことが多いです。

 中学生のころからホラー映画が好きで、ゲオで借りたのを見まくっていました。小説を読み始めたきっかけはホラー小説家の貴志祐介さんの小説にはまったからでした。そのような事情もあり、やはり、ホラーものが好きです。

 とはいえ、気になったものはなんでも読むし、書きたいと思ったものはなんでも書きます。

 とりあえず、お試し用に小説、載せときます。『CDに変な楽曲』というホラーショートショートです。新聞形式で書いてます。ぞくっとするかもしれません。↓


 2020年7月26日、午後2時ごろ、茨城県内に在住の大学生、栄田さん(22)が購入したばかりのCDを聴いたところ、男の声でぶつぶつとつぶやくのが小さく聴こえてくるだけの楽曲が入っていた。そのCDには2曲収録されていたが、2曲ともそうだった。

 そのCDは、同日の午前中、近所のCD・DVDの中古品を扱っている個人営業の店で購入してきたものだった。見知らぬアーティストのものだったが、ひびの入ったドクロの下顎と上顎の間から無数の蛇が四方八方に伸びている模様が描かれたカバーデザインに惹かれて、栄田さんはそれを購入した。

「カバーデザインが活かしたセンスだったから、斬新な曲が入ってるんじゃないかって期待したんですが、ちょっと斬新すぎました」

 ぶつぶつとつぶやく男の声は小さく、なにを言っているのか聞こえなかった。今回の買い物は失敗したと感じた栄田さんは、そのCDのことは忘れてしまおうと最初は思った。が、同日の午後4時ごろ、夕食のための料理をしているときにふと、あの楽曲の中の男の声はなにをつぶやいていたのか、気になった。

 そこで、栄田さんは料理を中断し、もう一度CDを聴くことにした。CDプレーヤーにCDをセットして、イヤホンをつないだ。さっきよりもボリュームを10段階大きくして聴くことにした。

 ぶつぶつとつぶやく低い男の声。声のいたるところが潰れていて、よく聴こえない。栄田さんは、さらに5段階ボリュームを上げた。遠くの方から近づいてくるようにつぶやく声が大きくなり、ようやく意味を成した言葉が聴こえてきた。

「何町、何丁目とかなんとか、言っている声が聴こえてきたんですが……」

 栄田さんは、震える声で打ち明けた。

「それ、俺が生活してる場所――まさに自分のいるアパートの一室の住所だったんですよね。俺んちの住所を繰りかえしつぶやいていたんです」

 どう解釈すればいいのか、わからないのだという。


 みたいな感じの小説を書いています。カクヨムで毎日連載しているので、それを転載する形にするのか、べつの小説を書くのか、まだ考え中です。

 なにはともあれ、お読みいただき、ありがとうございました。どうぞ、よろしくお願いいたします。