キリンの首ってこんなに長い……わけがないけど、騒ぎにもならない
最も深い嫌悪感は、攻撃ではなくて無視だという。広告は嫌われ者だとわかっていても、どれだけ嫌われればいいのか。そんな悲哀を感じずにはいられない、夏から秋の出来事を書き留めておく。
デジタルサイネージやトレインチャンネルなど、何か集中的にキャンペーンがあれば人は群がる。そうすると、群れていることがニュースになって注目される。「屋外広告、すごいんじゃないの」と思うこともあるだろう。ところが、ふだんは無視されているようなのだ。
出稿の空き時間に代理店のJekiが流すのは、画像が風光明媚な景色など、電車でどこかへ行きたくなるような写真が定番だった。しかし最近は、コロナ禍を経て、やたらとかわいい動物の写真に走っている。
ここから先は
496字
/
2画像
¥ 100
もしもサポートいただけたら、作品づくり・研究のために使います。 よろしくお願いいたします。