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キリンの首ってこんなに長い……わけがないけど、騒ぎにもならない

最も深い嫌悪感は、攻撃ではなくて無視だという。広告は嫌われ者だとわかっていても、どれだけ嫌われればいいのか。そんな悲哀を感じずにはいられない、夏から秋の出来事を書き留めておく。

デジタルサイネージやトレインチャンネルなど、何か集中的にキャンペーンがあれば人は群がる。そうすると、群れていることがニュースになって注目される。「屋外広告、すごいんじゃないの」と思うこともあるだろう。ところが、ふだんは無視されているようなのだ。

出稿の空き時間に代理店のJekiが流すのは、画像が風光明媚な景色など、電車でどこかへ行きたくなるような写真が定番だった。しかし最近は、コロナ禍を経て、やたらとかわいい動物の写真に走っている。

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