見出し画像

【MIP受賞者インタビュー】生産性にこだわり、圧倒的な成果を遂げる。自分なりの自由を描く5年目プロデューサー

デジタルコミュニケーションカンパニー(デジタルを使った広告コミュニケーション事業を行う)スパイスボックスでは、若手からベテランまで、半期で最も活躍した社員を表彰するアワードを実施しています。

過去には、年間売上20億円の契約をまとめた社員や、先端テクノロジーを活用したイベント施策でクライアントから大きな評価を得た新人とベテランのコンビなど、さまざまなメンバーがリーダーミーティングを経て選ばれ、受賞しています。

今回は、半期で最も印象的な活躍をしたメンバーに贈られる「ベストプレイヤー」賞と、経営インパクトのある成長を最も遂げた、全社の理想となるメンバーまたはチームに贈られる「1st half MIP」賞のW受賞を達成した5年目のプロデューサー・澁谷葵に活躍の秘訣や働く上で大切にしていることをインタビューしました。


「生産性」を意識して取り組んだ半年間

——W受賞を聞いたときの、率直な感想を教えてください。

全く想定していなかったので、最初は驚きでした。予算に対しては大きく達成できたのですが、他に立てた目標を1つ達成できなかったので心残りがありました。ただ、MIPの評価ポイントを後日見て、数字面にプラスして「生産性」という働き方の部分も評価してもらえたことを知りました。個人的にとても大事にしていたことだったので、会社も同じように重要な面として見てくれていることが分かって嬉しかったです。

——なぜ生産性の高さを実現できたのでしょうか?

2つ変えたことがあります。まず、今までは全て自分でやるタイプだったのですが、自分がやるべきことと、任せたほうが早いことを整理しながら、他のチームや同じチームの後輩にも任せる選択を積極的に行いました。後輩がやったことのない業務だった場合、どんな資料を最終的にイメージしているのか30分くらいで予め伝えました。分担した作業には期日を決め、締切までに終わっていない場合は私も手伝って形にしていくやり方を繰り返しました。後輩的にも、任されることで業務を自分ごと化して取り組めると思うので、実際に作ってくれる資料は期待を超えることもあり、非常に助かりました。

もう1つは、精神論っぽくなってしまうのですが、仕事以外のことに使う時間もほしいので、無意識に全部の仕事を最短でやろうとするようになった気がします。ダラダラ働いてしまう場面が実際はけっこうあるんですよね。何時に帰りたい……いや帰ってやる! という執念みたいな意識を持つと、集中して短時間で対応する働き方に変わりました。

——仕事を進める上で意識していることはありますか?

社内メンバーだけでなく、クライアントも含め「一緒に働くすべての人が気持ちのいいコミュニケーション」を取れるように意識しています。私が1、2年目のときに先輩から学んだことでもありますが、結局、関わるすべての人がモチベーション高く働いてる状態のほうが、効率も上がると思います。

プロデューサーとして身についたスキル

——プロデューサーの魅力はどんなところにありますか?

クライアントの要望も時期や商品ごとにさまざまなので、1人でなんでも対応できる力が身につくことです。多くの経験を積むことで、企画の際に「何から始めたらいいのか?」「誰に聞いたらいいのか?」といった進め方がなんとなく分かってくるんです。私が突然、「花屋を始めたいな」と思ったとしても、なんとなく実現までの道筋がわかるんですよね。どんな要望にも応えれることは、生きる上でできることが増えることでもあるので、自由度が上がるような感覚があります。

——1年目の頃はどのように経験を積みましたか?

私は社内でも部署異動が多いほうだったので、それぞれの先輩から違ったことを学べました。部署やチームごとに仕事の進め方や流儀的なものに特徴もあったりするので、新しく入ったチームは先輩、同期、後輩と3人が同じような働き方をしていておもしろいんです。クライアントごとに“100点”と思ってもらえる動きは都度異なるので、色々な“100点”の取り方を知っていることは、さまざまな部署やクライアントを経験した私の1つの武器だと思っています。


スパイスボックスで働き続ける理由は「自由」

——新卒で入社して5年目とのことですが、スパイスボックスで働き続ける理由はなんですか?

もちろん働く人も好きですし、自分の意志を尊重して仕事をさせてくれるところも好きです。責任を持ってやるべきことを積み上げていけば、自分なりの自由を勝ち取れて、仕事の仕方や働き方を自分でコントロールできるようになりました。自由には責任も伴いますが、しっかりと自身の案件を進められていれば、周りにやんややんや言われないので、集中して取り組みやすいです。

実は、休みの日はオンラインで絵の授業を受けているので、先生から課題が出ることもあります。スパイスボックスでは、早めに出社した分、夜も早めに仕事を切り上げる働き方ができるので、働く時間を自身でコントロールできる点も魅力です。これからも時間をうまく作りながら、絵の勉強を続けたいです。

——逆に課題に感じることはありますか?

今まで以上に「育成」を強化したいです。中途入社の方はスキルや経験がある上で入社してくださいますが、広告の仕事は、本当に“なんでも屋さん”なので、また新たに別のスキルが必要になる場面も多いんですよね。明確なマニュアルや正解も施策ごとに異なる中、スパイスボックスは自分で決めて進める自主性も必要なので、しっかりとサポートしていきたいなと。

目指すは「なんでも相談したくなっちゃう人」

——どんなプロデューサーになりたいですか?

周りの先輩を見ていても思うのですが、「なんでも相談したくなっちゃう人」がプロデューサーとしても、人としても最強だなと。嘘なく、誠実に取り組んでいくことが、細かい仕事のノウハウ以上に実は大切なことだなと思います。

仕事の面では、私は調理器具メーカーとの取り組みで広告運用の経験がかなり豊富なので、スパイスボックス全体にも還元していこうと思います。そして、IMC(統合コミュニケーション)の領域にチャレンジして、統合的にマーケティング全体を見られるプロデューサーにもなりたいです。

クライアントの名前が有名になるとか、売上が上がっているとか、狙い通りの層が店舗に来てくれるようになったとか、クライアントにとってプラスな情報を聞くと私も嬉しくなるので、今後も貢献していきたいです。そのためにも、なんでも相談される関係性を全てのクライアントと築きたいです!

——では最後に、就活生や求職者の方にメッセージなどあればお願いします

私は、全く違う旅行関係の職種で就活をしていましたが、途中で中断し、もう1年就活をすることにしました。就活をやり直すと親に報告したときは、かなり困惑させてしまいましたが……自分がどんなことに興味があって、どんなことなら続けられるのかは妥協せず、焦らずに見てほしいなと思います! 広告業界は0から作ること、思い描くことが好きな方にはとても合っていると思います。自分で物事を進める力も付きますので、ぜひお待ちしています!


この記事が参加している募集

社員紹介