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3日間の間借りカレーふりかえり

3日間でつくったカレーたち

10月27日(火)と11月3日(祝・火)と、11月4日(水)の3日間、西新宿5丁目にある友人のカフェ「&C」にて、間借りカレーをやりました。

去年の秋もやって一番多くでた「柿とポークのビンダルー」を今回もつくりました。これは3日間ともつくって、3日間とも一番多く出たメニューでした。トップの写真がそれです。

去年間借りをやる直前、たまたまポークビンダルーをつくって、いつも砂糖をすこしいれるのだけど、キッチンにあった柿をみて、「柿、あいそう!」と閃き砂糖の代わりにいれたところ、これがうまくはまって誕生した、わたしのオリジナルレシピ。←えらそう。
柿の季節が終わり、その後ポークピンダルーをつくることはあったけど、柿が入ってる方がやはり美味しいと、おもって、1年ぶりにまたつくったけど、やはり私の好きな味でした。
そして、珍しいからか、一番でたメニューでした。

初日は、それ以外に、チキンカレーと、エビカレー。

3日は、ドライカレー。ポロポロではない、ウエッティなドライキーマにパクチーと卵黄のせたカレー。これもカレーにはまったころから、ずっと作ってるカレーですが、今までつくった中で一番上手にできた気がする。美味しくなっていました。

4日は、たまごオンチキンカレーという、チキンカレーをうすく敷き、そこにココナッツカレーをまぶしたたまごを1個どんとおいたもの。これはある苦しい理由から生まれたカレーですが、なかなかまとまった気がします。
それと、サバのプラオ、きのこスープ付きというのを朝、急遽おもいつきで少しだけつくってみました。

副菜も数種類、ご用意しました。
初日は、キャベツのマリネ、人参と林檎のクミンサラダ、なすとじゃがいものサブジ、紫タマネギのアチャール、ビーツのポリヤルもどき。

2日目は、白菜サラダ、人参クミンサラダ、カボチャのポリヤル、大根のレモン漬け、たまねぎのアチャール、パパド。
3日目は、白菜と春菊のサラダ、人参クミンサラダ、じゃがいもとグリンピースのサブジ、たまねぎのアチャール、+希望者パクチー大盛りサービス

ごはんは、初日はターメリックライス、2日目と3日目はバスマティと白米のハーフごはん・・・にしました。
カレーはいろいろ好みがありますが、自分的には美味しくできたなと満足しています。

今回の経験から学んだこと

↑まじめかっ。w

あまり自分的には冒険できてないメニューに落ち着いてしまった(これまでつくったことあるものばかり)けど、実は、試作でいろいろと挑戦し、失敗もしました。

普段つくらないようなレシピを参考に、ちょこっと試作したら、美味しくない。そして思ったことが、「レシピを疑え」
我が師匠香取薫先生のレシピは、そのとおりにつくればかなり美味しくできるし、先生がそのレシピで何を言おうとしてるのか、文脈もなんとなくわかるようになってきた。(先生からしたらわかってねーなーって思うかもw)

けど、それ以外のレシピは、わたしの力量不足、味の好みもあるけれど、あれ?このスパイス、こんなにいれるのー?と驚いて半分にしてみたところ・・・、それでも、まだこすぎるとか・・・。
スパイスと料理があってない。
なんか、ぼんやりした、味・・・

・・・という具合においしくないことが、ざら。

で、まだまだ短い期間だけど、それなりにがんばって勉強してきた、自分の感覚を信じて、スパイスを調合しようよ、っていいきかせたら、ふと落ち着いて、自分好みになりました。

間借りをやろうとすると、いろいろ挑戦できるので、失敗も含め本当にいい経験になる。ぐんと料理の腕は上がる気がする。

そして、コロナ禍ということもあり、今回はずっと入り口のドアをあけたまま営業しました。気候的にそれができたのはラッキーでした。もちろんテーブルと椅子の背もたれなども毎回消毒しました。
寒くなって換気がしにくくなったり、感染状況が変わったらまた考えなくてはいけないんでしょうね。

会えない人たちに会える!やっぱりお店っていいな

・・・っていうのが、今回の最大の感想です。
コロナで飲食の世界は(ほかもだけど)経営が厳しくなりました。前は人気で大行列だったカレー屋さんががらーんとしているくらいなので、今からお店を開くのは本当大変なんだとおもいます。
それでもお店をやりたいな〜って思っちゃうくらい、楽しかった。
今回3日のランチで、102人。2度きてくれた方もいるので、延べ人数にすると97人くらい。そのうち、75人は知り合いで、中学の塾の頃からの親友をはじめ、日芸の友達、後輩、先輩、ランナー仲間(←これが一番多い!)、ラジオ関係の友達、インド料理友達・・・と、お店をやったおかげで本当に多くの友達に久々にあえました。赤ちゃんの頃から知ってる友達の娘ちゃんたち(今はお姉ちゃんになった)がきてくれたりさ、お店をひらいたからこそ、いろんな顔をみることができました。

自己肯定感、安定の低めで日々過ごしてますが、たくさんの方がきてくれて間借りカレーの日はいつも幸せな気持ちになる。自己肯定感も高まりますw

もちろん、期間限定で、イベントみたいにやってるから来てくれるのであって、お店を開いてもこんなに大盛況になるわけじゃないんですけどね。

あと、大学の友人と後輩がお店で久々にあって喜んでいたり、別々にきたはずのランナーさんたちが隣同士に座り、同窓会っぽくなってるシーンもありました。

「おいしかった」はもちろん嬉しい言葉ですが、「楽しかった」という声がきけると、やってよかったな〜とおもいます。

・・・と、小学生の日記みたいに、だらんこ書いてしまった。

コロナの終息を願うばかり。

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