のらぼう菜 〜見かけの100倍うまい〜
多摩地域で長く育てられてきた菜っ葉です。江戸時代の文書にも記されているそうなので、その土地にあった進化をした野菜のようです。
葉は肉厚、茎も花芽も美味しく食べられます。それぞれを切り分けて調理すると料理の幅が広がります。
葉はおひたしや汁物に。
茎は刻んで炒め物に。
花芽は茹でてマヨネーズなどで。アスパラガスのようです。
ちょっとレアな食べ方は「ベジ ハンバーグ」。茎のコクをいかしたレシピです。玉ねぎもお肉も不要。料理の世界観が変わります。
1 レンズ豆を鍋で弱火で煮る。15分くらいで煮崩れるので、水気がとれるまで加熱する。
2 フライパンにギーをしき、シナモン、マスタードシード、唐辛子を炒める。(唐辛子は焦げやすいので遅れて入れると良い)
3 みじん切りののらぼう菜をよく炒める。さらに、すりおろしたビーツと人参を加えて炒める。
4 塩とナツメグと胡椒を入れて炒める。
5 レンズ豆の鍋に炒めたものを入れ、ケチャップとベスン粉を入れて混ぜる。
6 ハンバーグのような小判形に成形し、全粒粉をまぶす。ギーをのせておく。
7 よく加熱したオーブンに入れて焼く。中まで火がとおればO.K.。外側はパサっとした出来上がりになるが、しっとりさせたい時は油をさらにたらすと良い。
写真の左側がベジ ハンバーグです。 なお、焼きでなく、フライでもO.K.です。
あまり流通しない野菜ですが、使い勝手も良く、美味しさバツグン。
ちょっと地味な顔立ちですが食べてみてください。
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