子供の作品整理、選ぶのは子供にやってもらおう
片付けをしていていつも悩むのが子供のモノ。
特に、保育園や小学校で作ってくる「作品」、家にある端材で作った「工作」、こういったものは本人の思い入れがあったり、その気持ちを受けて今度は親が手放せなかったりということ、ありませんか。
保管について、まず検討すべきは「保管場所」がどれだけ用意できるか、です。
ですが、仮に場所が潤沢にあったとしても、全ての作品を取っておくこと=その作品を保管できるだけのスペースを確保することが、自分自身にとって、子供にとって、どれだけの重要性を占めるものなのかを考える必要はあります。
保管スペースには(賃貸料や固定資産税という)お金を払っている、という意識を持ってみてください。保管はタダではないと思う時、それでも取っておきたい大切なものなのか、ただ何となく取ってあるものなのか、考えることができるかもしれません。
保管場所が限られている我が家は、全ての作品を取っておくことは既に難しい状況です。作品の保管可能量は、1人あたり大きめのボックス1つ分。
というわけで、子供たちに作品を仕分けてもらいました。
長女は気が乗らず、次女はやる気満々!というわけで、この日は次女のみ。
本人の気が乗らない時は無理しなくていいんです。
声掛けする時に気をつけていること、それは「捨てる」という言葉は使わないということです。
「気に入っていて残しておきたいものを選んでね」
「バイバイしてもいいものはこっちに分けてね」
と言った具合に、自分が大切だと思うモノを選ぶ気持ちで作業してもらうようにしています。
袋から全部出しして、仕分け始めた次女。
途中で「ママ、これはどうすればいいか分からない」と言ってきたものがありました。残すか手放すか、自分で決められない作品です。
そういう時は、一度別の場所に分けておきます。その場で全て決めなくてもいいんです。手放してもいいと思うものは、迷わず手放せます。なので、迷わなくなるまで、心がもう十分って思えるまで、じっくり時間をかけてもいいと思っています。
大切に取っておきたいものと、手放してもいいものと、そのどちらでもないものが混在していると、全部手放せなくなります。
なので「分ける」作業が大事なのです。
最終的には、次女は3分の2ほどの作品を手放しました。ほとんど悩んでいません。いくつか迷っていた作品も、全て分け終わった頃には「やっぱりいいや」とあっさり手放すことを決めていました。
手放す作品は、次女と一緒に写真を撮って記念に残しました。
今回は残すもの、手放すものに全て分けられましたが、迷ったものはボックスなどに分けてしばらく時間を置く、というのでもいいと思います。保管場所が許すなら、残すものと一緒に再び保管して、次に整理するときにまた考えてもいいですね。
あっ、もちろん、子供がもう手放していいと言ったモノの中に、親がそう思えなくて捨てれないものがあったなら"こっそり"取っておいてもいいと思いますよ!その場合も、「親が保管しておきたい作品入れ」みたいなものを一つ作って"子供の意思とは別の理由で保管するもの"だとはっきり分かるように取っておくといいですね。
最後までお読みいただきありがとうございました😊
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