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Spicaが大切にしたいこと -寄り添うー

〈選択の自由に寄り添う〉

みゆき: Spicaを立ち上げてから色々な発信をしてきたけど、一貫して大事にしていることがあって。それは簡潔に言うと、

「選択の自由に寄り添うこと」なんだ。

  ゆい: 「寄り添う」はコンセプトにも入っているけど、そっちが結構重要なポイントになってるのかな?

みゆき: そう。「寄り添う」っていうところは特に、私たちの大きなアイデンティティだと思う。

  ゆい:「寄り添う」かぁ。どうしてそれを大事にしようと思ったの?

みゆき:うーん…。私は大学で医療・看護の倫理についても学んでいて、
そこで得た考え方がすごく影響しているのかも。

〈医療・看護の倫理の考え方を応用して〉

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  ゆい: 医療や看護の倫理ってどんなものなの?

みゆき: 昔は、医者の言う事は絶対、患者さんはそれに従うだけだったけど、現代はその在り方が見直されていて、患者さんの同意や自己決定なしに医療行為をしないことが原則となっているの。
 自分の体をどうするか、どうやって生きていくか、そして時に、どうやって命を終わらせるのかも、患者さん自身に選んでもらう必要があるんだ。

  ゆい: 選択の自由だね。すごく良いことじゃない?

みゆき: 口で言うのは簡単なの。でも、医療の専門家と、患者さんの間には圧倒的な知識の差があるでしょ? だから、医療者は本当に高い倫理観を持っていないと、結局自分たちの利益のために、患者さんの決定を都合の良い方に誘導することだって簡単にできてしまうんだよね。

  ゆい: 確かにお医者さんに「こっちの方が良いと思いますよ」って言われたら、そっちを選んでしまうなぁ。それは「選択の自由」ではないかもね。

みゆき: 本当に患者さんのためを思ったら、色々な選択肢について、患者さんが理解できるように丁寧に、バイアスをかけずに正しく説明して、知識をつけてあげなきゃいけない。「インフォームド・コンセント ( 説明と同意 )」って言うんだけど。

そうすることで患者さん自身が、自分の体や生き方について決めるまで、そして決めた後も、一緒に支えていくことが大事なんだ。

  ゆい: まさに「寄り添う」だね。

みゆき: そうなの!  これって、医療者と患者さんだけに限った話じゃないなって。

〈女性たちに、本当の選択の自由を〉

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みゆき: 前置きは少し長くなってしまったけど…

今ってとくに、女性のヘルスケア分野のサービスや製品がすごく多様化しているよね。l

  ゆい: フェムテックと呼ばれるものもどんどん出ているよね。たくさんのモノが出てきて、女性の選択の自由はどんどん実現化しているように見えるけど。

みゆき: そうだね。だけど世の中に溢れる情報の実態って、基本的に利益のためのマーケティングなの。
特に、女性ホルモンとか生理周期に関することは、元々とても複雑な身体のシステムだし、タブー視されていた背景もあって、一般の人ではなかなか完璧な知識を持っている人は少ないんだ。だから不都合な部分は隠しやすいし、不安を煽りやすい

  ゆい: ある意味女性は、とても都合の良いターゲットなんだね。こうなると、私たち消費者側が賢くならなければ、色々な売り文句に言われるがままになって、経済的にもメンタル的にも消耗していってしまいそう。

みゆき: そうだね。最悪の場合、安全でないものを使ったり、安全でない使い方をして体の健康を害してしまう可能性もあるし、その人のライフスタイルを崩してしまったりするかもしれない。
だからSpicaは、正しい知識や公正な情報を提供して、女性たちのヘルスリテラシーを向上させることで、女性の本当の「選択の自由」の実現を目指しているんだ。

  ゆい: プラス面もマイナス面もちゃんと説明して、信頼できる情報源になることで、女性たちの自由な選択に寄り添うんだね。

みゆき: たとえ社会がどんなにモノや情報で溢れかえっても、正しい知識とクリティカルに考える力を、一人ひとりが持つことができれば、安心して「選択の自由」を楽しむことができる。自分にとって本当に心地よい選択をできるようになると思うの。

色々な価値観に寄り添って、困っていることがあれば一緒に解決する、その人が決定した選択は一緒に応援する。そういうことを大切にしながら、これからも頑張っていきたいなと思っています!

  ゆい:    そうだね!これからも、Spicaをよろしくお願いします!


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