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ピアノの弦を外してみました♪

自宅のピアノでちょっと実験。

弦を外してみました♪
そして新しく張った弦と比べてみました🎹

ピアノは弦楽器なので
弦が切れることがあります。

使用頻度や製造年数、ピアノの調整が原因だったり、はっきりと言いにくいですが弾き方にも左右されます。

弦が頻繁に切れるようになってきたら、次高音や高音の部分的な交換、オーバーホールや買い替えなどを考え始める時期が近づいているかもしれません🪛

ベーゼンとかを除き、ほとんどのピアノは低音域以外は1音に弦が3本張られているように見えます。


実際には1本の弦が、フレームの奥側で折り返して戻ってきているので、1音で1.5往復、2音で3往復しています。(説明が下手ですみません🥲)


切れやすい高音の弦を2音分外して観察してみました♪

弦と接するフレームの裏側も、だんだんと弦の溝がついてきます。次高音や高音はこの部分で切れることがほとんどなのです…。

ピアノの中から見上げた景色
このピアノはまだまだ溝が少ないです♪



オーバーホールの時は、この溝を磨いて取り除いてから弦を張るのです。

弦は出来るだけ捻れたり無理な力をかけないように、素直に真っ直ぐに張ってあげたいです。

右の弦をピアノにセットします♪

外したもとの弦と、1回張って外した新しい弦を比較すると分かり易いと思います。

左3本は新しく張って外した弦
右3本はもともと張ってあった弦

修理の時は、より良い音をイメージしながら、理想的な状態を目指して作業するのです♪

見た目もバランスも崩れるので、写真撮影後に元の弦に戻しました。

ピアノの弦が切れたら、すぐに調律師へご連絡をして下さい。
そのままのご使用は他の断線や故障も誘発する可能性がありますので、断線修理はすぐにお伺い致します🚗


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