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タッチフット戦術クルーズ

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タッチフットボール(アメフト)の戦術・技術・トレーニングについて解説します
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#戦術

ディフェンスを揺さぶるための4つの視点|タッチフットボール

昨日はスローバックを例に、縦と横の揺さぶりを組み合わせることについて述べましたが、オフェンスのプランとして「ディフェンスを揺さぶる」ことについて、ふだん私たち(郡山界隈)が考えているポイントを書きます。 相手ディフェンスを揺さぶる方法として、オフェンスが考えるおもな要素は、 ●空間 ●時間 ●ミスマッチ ●認知 です。 空間フィールド上の攻める地点を積極的に変えていきます。また(スローバックのように)、空間的に縦横の幅を大きく使って相手を物理的に動かします。パスの高さ

「流動性」が鍵? 王道の3-2-1キックカバーを崩す作戦と技術とは?

『タッチフット戦術クルーズ』 イシダトモヒロ(SPEX FOOTBALL) 今回は、6人制タッチフットボールの「キックとリターンのシステム(並びと動き)」について探っていきます。 戦術の話は、とくに目的地のない気ままな船旅のようなものです。楽しみながらのんびりいきましょう。 キック・リターンは並びと動きに注目さて、今回の旅の寄港地は、「キック・リターン」です。 タッチフットでは、1試合に約70~80のプレーと、5~10程度のキッキング(&リターン)ゲームをおこないます。