【挑戦者インタビュー/Vol.2】コミュニケーションのプロが実践する「場づくり」
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【挑戦者インタビュー/Vol.2】コミュニケーションのプロが実践する「場づくり」

こんにちは、株式会社スペリアルです!

株式会社スペリアルは使われていない場所の再生をして、その場所で挑戦者がやりたいことに挑戦するサポートをしています!

その中で2020年秋にオープンした「b.e.park」でコミュニケーションのプロとして場づくりを実践している吉田 東洋さんに場づくりの経験と方法とを伺いました!

吉田東洋さんのプロフィール

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都内のバーテンダーを対象に「接客英会話教室」を運営する中で、自身もバーテンダーとしての経験を積む。副業でワークショップデザイナーとしてワークショップのコンサルティングや教育劇団の運営など、「教育」「交流」等の分野で活動を行っている。「コミュニケーションを生む場づくり」を得意とし、b.e.parkスタッフの接客面のプロデュースも担当。


コミュニケーションを軸とした過去の活動

僕は現在コミュニケーションを武器に仕事をしていますが、今思えばコミュニケーションに関心を持ったのは小学生の頃でした。


最初は8歳で始めた英語劇です。

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ストーリーを自分なりに解釈して、舞台の上からお客さんに身体で届ける発信。

劇全体の表現を考える上で共に作品を作り上げる仲間とのコミュニケーションもありました。

その過程で相手に伝えることを培っていきました。


また、英語劇をやっていた流れから15歳と18歳で2度の留学を経験しております。

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言語の壁から意図を伝えられないことがストレスですが、英語が伝わると嬉しくなることはありませんか?

そのような無意識下での言語のストレスや喜びについて考えさせられました。


大学生からはワークショップに興味を持ち、ワークショップデザイナーという資格を取りました。

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参加者から“自己表現”を引き出すようなワークショップを実施し、学んで欲しいことを自分の言葉で伝えるのではなく、相手自身の経験から学びが生まれる様に意識をしています。

言葉ではなくとも、これもコミュニケーションの形の一つです。


社会人では歌舞伎町のバーで接客英会話教室を開きました。

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留学の経験から感じた、日本人の英語を話すことに対するハードルを取っ払う目的です。

社会に向けて「英語は楽しい」というメッセージを発信したく、活動そのものが“伝える”という表現でした。


その後、未来教育劇団ここたねを立ち上げました。

僕自身も役者として活動しながら劇団の運営をしております。

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自分自身が英語劇の中で培った自己肯定感を子供たちにも体験してもらいたく、自分でその環境を生み出しました。

自分と同じような体験が、必要な人に届いて欲しいという目的です。


様々な活動をしておりますが、全てに一貫しているのは「自分が社会に対して伝えたいことを常に手段を問わずに表現する」ということです。

プロデュースして運営しているb.e.parkでもそのような想いがあり、このあと語っていきます。


b.e.parkでの挑戦を決めた理由

b.e.parkのプロデュースの話をもらった時、コミュニケーションを軸とした活動をしてきた自分が培った力を発揮できる仕事だと直感しました。

また、バーで接客英会話教室をやる中でバーテンダーも経験しておりました。

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飲食店の雰囲気作りや接客はコミュニケーションの仕事で、今までより「規模の大きい活動ができそう」とワクワクしたことを覚えております。


自分自身が楽しんでお店でやっていることを発信し、スッタフやお客様みんなで盛り上げて行くようなコミュニケーション型の店舗をイメージしました。

リアルな場所があると、出会いの中で人に触発されて表現の幅が広がっていきます。

今ではそこで思い描いたイメージを形にできています。


役割① お店の環境準備

プロデュースする上でお客様を受け入れるための環境準備にこだわりました。


まずは受け入れる“場所”の準備。

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例えばバーカウンターは、お客様と自分の目線が合いやすい椅子の高さなど、コミュニケーションが生まれやすい設計から関わりました。

また、お店の第一印象となる入り口についても、どの扉を開けるか、どんなふうに中の席が見えるかを意識。

店内はゆったり落ち着ける空間や内装を意識し、内装デザインやテーブルや椅子などの物選びも。

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受け入れる“人の準備も徹底しました。

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フードプロデューサーのみゆきさんと僕はもちろんのこと、アルバイトスタッフの教育に力を入れています。

自分自身が接客業をやってきて多くを学べたこと、お客様に成長を応援される嬉しい体験をアルバイトスタッフにも体験してほしいという想いもあります。

お客様と一緒にスタッフの成長を応援できるような、自分もそれに負けずに成長できるような、そんなお店を目指しています。


また、b.e.parkは飲食店とシェアハウスの複合施設ですが、シェアハウスの管理人としてシェアハウスの環境準備もこだわりました。

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素の自分を出しやすいような、自然体で暮らせるような環境。

管理人として生活する上での自分の部屋の位置から、家具選びも主導で行っていきました。


役割② 来店者の受け入れ

バーテンダー時代から「この人は何を求めてうちに来ているのか」を常に考えるようにしております。

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料理を食べに来ているのか、隣に座った人との交流か、話を聞いて欲しいのか。

一人一人がその時々で求めているものが違います。

難しいことを考えず、シンプルに今向き合っているお客様を常に考えています。

そのシンプルな考えは窓口として広い存在になれると考えております。

b.e.parkはお客様に寄り添う場所で、僕はその窓口です。


なかでも、“むちゃぶりカクテル”という即興でオリジナルのカクテルを作るサービスが象徴的です。

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その人の人生や体験、今の気持ちなどのヒントをもらい、僕発信の要素ではなくお客様からもらった要素で表現ができています。

他者から生まれた物を受け取って、自分なりの解釈で形にして発信するような、新しい表現の形です。

自分以外の視点で表現を考える新たな発見があり、僕自身も聞くことを楽しめています。


b.e.parkで生み出している「発信→交流→変化→発生→発信…」のサイクル

この場所を作った時に「交流するだけでなく、交流によって何か産まれたら良いな」と思っていたのですが、実際にそれが起こっています。


例えば、シェアハウス住人のkodai yasunoが店舗で使用する暖簾を作ってくれたのですが、来店した朝枝京香さんが興味を持ち、紹介しました。

そのあと朝枝さんはkodai yasunoの服のモデルとして関わったり、朝枝さん自身が作った作品とコラボしたPOP UPイベントが起こったり…。

それが発信されることがさらに興味を持つ人もいるでしょう。


誰かと関わることで気持ちの変化が生じて、何かを生み出す。

それを発信したことで興味がある人が集まって交流が生まれる。

このような「発信→交流→変化→発生→発信…」のサイクルがb.e.parkでは数多く起こっております。

仕事につながったり、悩みが解決したり、日常的な変化が起こることも。

今はこの変化がとにかく楽しく、どうすればそのサイクルを生み出せるか試行錯誤しています。


今後挑戦していきたいこと

上記のサイクルですが、自分たち自身もそのサイクルが起きていて、それをすごく楽しめています。

このサイクルをさらに活性化させていきたいです。

飲食店という概念から離れて、0ベースで新しいことを仕掛けていきたいと思います。


例えば一つの取り組みとして、未成年向けの企画を考えています。

お酒を飲む場所というイメージがあるかもしれませんが、大人が交流する「バー」という空間を未成年に向けても開放していきます。

未成年は学校や習い事などのコミュニティ以外で接点を作る機会が大人よりも少ないですが、不特定多数の方が集まる場所としての未成年に向けた取り組みです。


また、役者としてもb.e.parkを活用していきたいですし、地域の方を紹介するようなラジオ番組も作りたいと思っています。

これが思いつく限りではなく、きっと今後も交流の中でアイデアが生まれていきます。

今後の交流の中で新たなものを生み出していきたいです。

どんな出会いから何が生まれるか分からないからこそ、とてもワクワクしています。

ぜひお話ししましょう。

ご来店を楽しみにしております!


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まちを面白くする仕掛人集団、スペリアル。 「スペースとリアルの価値を最大化する」をミッションに、遊休不動産(スペース)の再生と場づくり(リアル)の実践を手掛けています!