おうちで聴覚過敏

スペラです。
久々の投稿になりますが、特に何の問題もなく生きているのでご安心ください。

さて現在、全国各地で聴覚過敏VS選挙カーの戦いが繰り広げられていることでしょう。
僕の家の近くにも選挙カーはよく来ます。

僕も「選挙カーが来てパニックになってしまうのではないか」「気持ちが落ち着かないときに選挙カーが来たらどうしよう」などと思っていたのですが、いざとなると選挙カーはそこまで苦手ではないことがわかりました。まあ、気になって窓の外を見てしまうのですが。

ただ、この記事を読んでくださっている方の中にも聴覚過敏で選挙カーに困っている方もいらっしゃると思うので(調べてみたらけっこういらっしゃるみたいです)、この事実をより多くの方に知っていただけると嬉しいです。


ところで、聴覚過敏というと「人混みの音が苦手」などといったイメージもあると思いますが、家の中にいてもそれなりに苦痛を感じるものはあるんです。


僕の家は大通りから外れた狭い道路沿いの住宅街の中にある一戸建てで、近所の方のほとんどが高齢の方です。

本当に家しかないような場所ですが、それなりに人や車は通ります。

というわけで、今回は聴覚過敏を持つ僕の「家の中や周囲に潜む敵」を紹介します。


通行人の話し声・車・バイク

何故か昼夜問わず交通量が多い僕の家の周囲。すごい音で走るバイクは(違法改造でなければ)まあ仕方ないのかもしれませんが、大音量で音楽を流し窓を開けて走る車夜なのに大声で歌う人も時々いるんですよ。

これに関しては数秒間我慢すればいいので、気持ちが落ち着かないとき以外は「迷惑だなぁ…」と少々思う程度です。

アナログ時計

1秒ごとにカチカチと音が鳴るタイプの時計。普段はあまり気になりませんが、気持ちが落ち着かなくなるとすごく気になり、これによってパニックを起こしてしまうこともあります。

常に聞こえているのではなく、一定間隔で音が鳴るというのがまた刺激が強いのかもしれません。

冷蔵庫

これも気持ちが落ち着かなくなったときにすごく気になるものです。低く小さな音も逆に苦手なのかもしれません。

「自然現象を敵に回すな!」と思うかもしれませんが、けっこうきついです。ただ、雨がザーザー降っているときはそこまで気にならないんですよね。

一方で先日、雨が止んだか小降りだったかはわかりませんが、雨水が金属板のようなものに垂れる音がすごく気になってしまいました。それも僕が苦手な一定間隔で。
気になって気になって、少々気持ちが落ち着かなくなってしまいました。

防災行政無線

僕の最大の敵です。
僕が住んでいる市では昼と夕方のチャイムが流れていますが、それ以外にも不定期に振り込め詐欺防止の呼び掛け、緊急事態宣言とまん延防止重点措置の期間中は感染症対策の呼び掛け、選挙期間中は投票の呼び掛けなどに使われています。

感染症対策と投票の呼び掛けは期間中は毎日流れるので、流れる時刻には寝るようにすることが多いです(真昼間ですが)。ただし防災行政無線の音で目が覚めてしまったことも何度かあり、その時はすごく気分が沈みます。

どこが苦手かというと、中途半端な音量のせいで言葉として聞き取りづらいところ。音量が大きくてはっきりと聞こえるよりも余計に気になります。

内容が苦痛になることもありますが、それはまた別の話…と言いたいところなんですが、もしかしたら「内容の苦痛」と「音の苦痛」が重なっているのかもしれません。


というわけで色々と紹介してみました。
ここまで読んでいておわかりになるかもしれませんが、僕の場合は気持ちが落ち着かなくなったときに聴覚過敏が現れることが多いようです。他にもそういった方はたくさんいらっしゃるのではないでしょうか。

他にも色々と思いつくかもしれません。具体的なエピソードがあれば今後も記事にしてみるので、参考にしていただけると嬉しいです。

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