来ました聴覚過敏

スペラです。
ヤツが来てしまったので、急遽この記事を書くことにしました。

そう、聴覚過敏です。

そもそも聴覚過敏は常にあるものなので「来た」という表現はおかしいのですが、「いつもは気にならない音が苦痛になってしまった」という意味ということで。


今日は祖父の命日ということで、家族でお墓参りに行っていました。

久々に行ってみると、周囲は雑草だらけ。

これまでなら雑草抜きや掃除などは普通にこなしていたのですが、普段から冷房の効いた部屋に引きこもっている人間にとって猛暑屋外作業するというのは、いくら大好きな祖父のためとはいえ肉体的にも精神的にも苦しいものです。

ちなみに僕、外の音が聞こえるのと部屋の中の音が外に聞こえるのが嫌で普段から窓を閉め切ってしまっています。


そして雑草を抜くためにゴム手袋をはめたところ、急に気持ちが落ち着かなくなりました。触覚過敏でしょうか?

雑草を抜くこともできず、猛暑に疲れ果ててお荷物状態。とにかく心苦しかったです。
先に車に戻ったのですが、窓を開けることすら思いつきませんでした

母が気づいてくれなければ最悪の場合死んでいたかもしれません。墓地で。

その後、書店に寄った際になんとなく立っているのがきついと感じてしまい、空腹ではあるものの食欲が湧かないまま焼肉店へ向かったのですが、ここで肉を焼く音にやられてしまったのです。

父と弟を残して母と焼肉店を出て家まで歩いたのですが、車の音が苦痛耳を塞ぎながら歩いていました。

そしてなんとか帰宅し、この記事を書きました。


つい先日、noteのフォロワーさんからデジタル耳栓を薦められた際に「今後必要だと感じたら」といった趣旨の返答をしたのですが、驚くほど早く「必要だと感じる時」が来てしまいました

でも普通に考えて、車の音を遮ろうとするってけっこう危険じゃないですか?

聞こえるのは苦痛だけど、聞こえないと命に関わる。とにかく困ります。隣に誰かがいてくれればいいのですが、一人でとなると…また一人で外出することへの不安要素が増えてしまいました。


…後味は非常に悪いですが、これ以上何を書けばいいのかわからないので終わります。お読みいただきありがとうございました。


(追記)
後になって思い出しました。

僕は普段、家族で車に乗る際は助手席に乗っているのですが、今日は普段一緒に出掛けることの少ない祖母が助手席に乗る関係で運転席の後ろの席に座っていました。
そこで見える景色シートベルトの向きが違うことで気持ちが落ち着かなくなっていたのです。その後は助手席の後ろの席に乗っていた弟に替わってもらいましたが。

このような些細なこと・いつもと違うことで気持ちが落ち着かなくなってしまうというのは、発達障害を持つ人にはよくあることだそうです。

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