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"好きなタイプって結局どう答えればいいんだ問題"にいま答えを出す

恋と愛。人の世に生まれて人間として生きる私たちに訪れる不思議な経験の一つです。きっとトンボやカマドウマに生まれていたら経験できなかった。

ある文学者は恋を綺麗な月に例え、またある哲学者は恋が幻想であると説きました。

恋。それが性欲の一部だと理解する人もいれば、人生の愉しみの一つだと感じる人もいます。

きっとこの素敵でエクセレントなブログを読んでいるみなさんは、様々な素敵な恋をしてきたことでしょう。そうした中できっと見えてくるのは、自分がよく好きになりがちな「異性のタイプ」です。

私は酒を飲みながらそんな話を聞くのが大好きなのですが、いざ聞かれると、好きなタイプを答えるのって結構難しいですよね。結局どう答えるのがベストなんだ?過去に聞いたことのある回答も交えて、一緒に考えてみましょう。

・優しい人

出た。「タイプ?優しい人です」のやつね。具体的にいこう。

好きなラーメンを聞かれて「美味しいラーメン!」って答える人はいますか?いませんね?アンダスターン?
せめてあっさり塩ラーメンが好きなのか、こってり豚骨派なのかは判断したいところ。私は蒙古タンメン中本の北極みたいなほとばしる辛味が好きです。“辛みの中に旨みあり”。グッドイナフだ。もう北極しか信じない。

・好きになった人がタイプ

ここはそういう"正解"を競う場所じゃねえんだ。坊やはママと進研ゼミでもやってな......

・Sな人

わかる。俺もS寄りの女の子大好きです。踏まれたい。椅子になりたい。
実際に椅子になるかどうかは別として、この回答自体は特に問題ないと思います。問題は"自称S"がただの乱暴なだけパターンが多いことにあるのです。
あなたの近くにも居ませんか?実際はただ乱暴にガシガシ責めてくるだけの自称S。違う違う、そうじゃ、そうじゃなぁい。鈴木雅之も嘆いてるよ?

SはサービスのS。Mは満足のM。我々マゾは満足を求めがちなので、たまにはサドマゾのロールを交換してみましょう。これ何の話だっけ?

・星野源

へー、星野源ね!そういえば話題変えるけど私も黒髪でメガネで洋楽に造詣が深いよ?アラサー男性だし近い。同じ人間っていう共通項もあるよ?そもそも同じ哺乳類だし完全に一緒。あれ?私ってばほぼ星野源では?星野源が好きなら私と付き合えば痛い。やめて。肩を殴るのをやめて痛いから。私が泣くまで君は殴るのを辞めないッ!分かったから、今から星野源に謝るから!ちゃんとごめんなさいするから!星野さん聞こえますかー!ア゛ッ(鈍い音)

・高橋一生

分かる。私も高橋一生がタイプだわ握手しよ

・吉沢亮

格好いいよね。生きててごめん。帰っていい?

・神田沙也加

これ毎回言うんですけど怪訝な顔をされる。何故ですか?

・長澤まさみ

俺と握手しよう

・骨の出っ張ってる人

これ未だによく分かんないんだよな。手首のなんかグリッとしてる所とか、骨フェチってやつ?男目線で言うところの鎖骨フェチ的な感じか?デコルテ最高だよな!もうオレたちはダチだぜブロー。

・誠実な人

誠実って浮気しないとかですか?浮気しない人はちゃんといます。私もしません。ただ行きつけのスナックのママ曰く「浮気はしなければ正義というものではない」とのこと。人生は奥深いな

・怒らない人

これ案外大事な気がする。アンガーマネジメントできる人。もちろん必要な場面で怒ることは大事なんだけど、不機嫌になる人だと毎日が地獄。何をすると不機嫌になるのか分からない、だから気を遣いながら付き合う。これはモラハラです。やめとこ。一緒に天満の立ち飲み屋にでも行こ。最近、相席食堂見始めてから天満の立ち飲み開拓したい欲求が凄い。立ち飲み屋に行こう。

・絶対自分のことを好きにならない人

ハマるよね。沼だよね。わかる。20代前半の私はコレでした死にたい。ここでおすすめ本です。この本を読んでみてほしい。
女性向け:

男性向け:

両方とも二村ヒトシさんという元AV男優のライターさんの本なんですけど、人間関係と自己受容の頭の整理にとてもいいです。特に20代前半にお勧めしたい。少なくとも恋愛で大事故を起こしまくることは無くなると思います。いつでも貸すので声掛けてくれ。

・好きな相手に寄せる

あーね。結局これが正解かもしれんわ。このバトルドームみたいなヒリ付く駆け引き。ツクダリジナルから(ドラえもんも出た!)

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(超!エキサイティーーン!!)

・童貞

先生、これが一番困ります。後で職員室に来なさい。
なぜなら時は一方向に進むものであり、逆方向に進まない、と現代物理学が証明しているからです。一度放たれた矢は、二度と戻ることはない。非童貞が童貞に戻ることはありません。わかりますか?

でも、その優しい言葉で、世界の童貞を一人でも多く救ってほしい。男は誰もが、昔はバキバキ童貞(バキ童)だったのです。

ちなみに

いや場末のカマドウマよりどうでもいいし何でもいい思うんだけど最後に私のタイプの相手の話を聞いてやってください。頼む。何でもするから。

28歳になって気付いた私のタイプは「お酒を飲んでて波長が合う人」です。いや別に酒は飲めなくてもいいんですけど。雑談の相性って全てに繋がってると思うのですわ。全てなんですよ。もしこれをしたら相手はどう思うかな、これをしたら嫌かな、これは喜ぶかな。この感覚が全てなんだ......

あとは「半分くらい自分に似てる人」。この割合が難しいんですわ。100%自分に似てたら嫌なところがガンガン見えてしまうのでお互いに距離を作る気がする。0%、完全に似てなくても共通項が無さすぎて仲良くならない気がする。

半分くらい似ていると、共感し会える部分もありつつ、自分の知らない新しい考え方に触れられたり、尊敬ポイントが見つかったりします。これだわ。これがタイプだわ。極論もう友達も恋人も関係ない。人間みんなこれ。これは何の話だ?

そんなわけで、あなたのタイプはどんな人ですか?酒場で出会ったら、ぜひ私に聞かせてください。人に話す中で、自分でも気付かなかった新たなタイプに気付くかもしれませんよ。

それではまた次回お会いしましょう。3月、季節の変わり目です。皆様くれぐれも体調に気をつけて、お元気で。

かしこ


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