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トライアド(三和音)とダイアトニックコードその2

四月になって暖かくなりました。

色々スタートの時期ってことで、それを祝うかのように桜も咲いて、いや、ほんと日本人に産まれてよかったなんてちょっとだけ思わせてくれる季節だななんて思います。

ところで日本人といえば、水に流す文化なんて日本人の精神みたいな事を評したりしますが。。。まぁ実際は人を許す側が使う言葉だと思うんですが、何かを早く忘れて欲しい人はきっと都合よく使うんでしょうね、この言葉。。。

私の極めて個人的な見方ですが、こう、水に流す。。。とか言っちゃった時点で、実は全然流せてないんだろうななんて思っていて、何でもそうだけどこういう。。。標語?スローガン?じゃないか。。。なんていうんでしょうね、こういうモットー?かな?コトワザっていうのもちょっと違うな。。。う〜ん。。。なんかフェア精神の国〜とか自由と平等が〜とかああいうのって、そうじゃないから言わざるを得ないというか。。。

あぁ〜いいよいいよなんて。。。失敗してもあの人なんでも水に流してくれる。。。なんて思ってたら大間違いで、そういう記憶はどんどん沈殿して積み重なっていくし、いざその人がいいよいいよって言えなくなった時なんかに全部噴出してくるっていう。。。

でもま、逆に恩みたいな事も流さずにしっかり記憶していて、いつか返したい。。。あれ、結局返せてないですね。。。怨みはずっとそこにいるような気がするのに、恩はなかなか思い出さない。。。う〜んだから貸した方は覚えているのに借りた方はなかなか忘れがちになるんですね。。。なんの話だっけ。。。

とにかく新しいスタートなんて言う前に、ちゃんと普段から借りたものは返すとか、次に進む前に身ぎれいにしておこうって。。。特に部屋の片付けや事務処理やらPCのデフラグやら。。。何一つしてないけど。。。ここいらでダラダラしてないでぴしっとしなきゃですね。。。春だし!

ということで!(いつも繋がんなくってすみません。。。)今回もはりきってコードの続きいきましょう!

前回はダイアトニックコードをトライアドで弾こうというコンセプトで。。。その前にダイアトニックコードの説明を。。。と思ったらやりたいところまで進めなかったので(スミマセン)、もう少しダイアトニックコードを掘り下げて行きますね。

ちなみに前回の記事はこちらです。

こちらの記事では、とにかく三弦に固定したダイアトニックスケール(ドレミです)をコードトーンに配して、横に移動しながらダイアトニックコードを弾いていくという練習でしたが、今回は複数の弦をつかったダイアトニックスケールのポジション(むしろこちらが普通のドレミですね)に合わせてダイアトニックコードを弾いてみるというコンセプトです。

要はドレミのポジションをトップノートに置いてコードを考えてみようということですね。

まずはこの一番使うであろうドレミのポジションを土台として考えましょう。

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このスケールをハーモナイズして、ダイアトニックコードにするとこうなります。

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こんなことを考えていると、トライアドがどんどん自由に置けるようになっていくような錯覚。。。いや、実際任意のメロディーの好きな場所をハーモナイズさせたりすることができるようになっちゃいそうですね。

ここまできたら、次は使用する弦のセットを固定にして、コードトーンのどこかにダイアトニックスケールを見ながらダイアトニックコードを弾いてみましょうか。

まずは一弦から三弦のセットに固定して、先ほどのスケールと同じポジションを見ながら、ダイアトニックコードを考えてみました。

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次は二弦から四弦です。

先にあげたダイアトニックスケールのポジションではラシドの三音が一弦にあるので、この三音はオクターブ下げてダイアトニックコードにしました。

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最後に三弦から五弦のセットです。

もはやドとレの二音以外はポジションの中にないので、他の音はオクターブ下げてハーモナイズしてあります。

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これだと実際の音域やポジションが、同じエリアから大きく動くことがないまま、ハーモニーを操作しているような感じにできますね。

逆に前回の記事や今回の最初の方の譜例では、ルートやスケールが上がっていくのに合わせて音域やポジションも上がっていきます。

こんな感じで、ルートやメロディーの動きに対して、ハーモナイズの具合をどうするかを自分で選択できるようになると、動機がポジション的ではなくもっと音楽的というか、より自由でいられると言うか、とにかくこっちの方が自分でそうしたって感じが強いし、なにより楽しいものになりそうな気がします!

まずはゆっくり譜例を見ながらで良いので、ゆくゆくは自分でどんどんコードを作っていけるように練習していきましょうね。

では!

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