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sus4(サスフォー)コード

今日は2020年12月31日。

明日から2021年ですか。。。来年は良い年にしなきゃな。。。

晦日ってのは月の終わりのことで(三十日って書いたんですね)、大晦日ってのは1年の終わりの事。。。知らなかった。

知らなかったといえばオリンピックも、古代オリンピック的には来年こそがオリンピックイヤーだ!って、藤村シシン先生が宇多丸さんのラジオで言ってたな。。。

あと飛行機が飛ぶ理由って科学では説明できない。。。なんて聞いたことがあるけど、実は全然説明できるとか。。。

全くもって世の中には知らないことがいっぱいで、間違いなのにそう信じてるってことで溢れてる気がします。

もっともっと疑って生きていかなきゃいけないな(これ以上偏屈になったらもう誰も寄ってこないか)。。。いや、もっと知りたがりで生きていかなきゃですね。

ってわけで今回はsus4(サスフォー)いきます。

susはどうもsuspendedの省略みたいで、吊るしたとか、そういう意味で。。。そういえばサスペンダーっていうズボンを吊るやつありますね。

コードの3rdを半音上に引っ張り上げたってニュアンスでしょうか。

こんな感じです。

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比較でC(シーメジャー)も置いときました。

ドとソはどちらのコードも同じ音、CのミがファになったらCsus4となります。

ギター的には

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とりあえず2種類、CとCsusです。

どこが変化しているかをしっかり確認しておいてくださいね。

ちょこっと理論的な話をすると、このsus4というコードはメジャーコードとして取り扱う約束です。

ちなみにマイナーコードに4番目を足すと11thというテンションになります。

この違いはもちろん3rdがMaj3rdなのかmin3rdなのかですが。。。その肝心の3rdがないので、音だけだとどっちかな?ってなっちゃう可能性も無きにしも非ず。。。いやまぁ、原則的にはマイナーコードの時にはmin3rdと4番目である11thが両方存在するので、3rdがないのがsus4じゃん!

。。。と思ったら意外とマイナーコードでアレンジ的にmin3rdが省略されてる事も普通にあったりして、ギターのボイスだけだと判断がつかない時も。。。なのでコードネームが無い、または自分でオリジナルを書いてたらこんな音が響いちゃったなんて時は、メロディーや周辺のコード、キーなどから判断しないと、sus4だと思ったらmin11でした〜、チックショー!なんてなるかもしれません(たとえそう書いてあっても軽く疑っていきましょう!)。

あと、7thコード(四声のコード)の時のsus4はC7sus4になります。

C7のMaj3rdと♭7thのトライトーンが濁って気持ちよく無いな。。。なんて時に、sus4にしたりすると、スッキリ響くなんてこともあると思います(やりすぎると進行の正体が無くなって芯のない感じになりがちなので、多用厳禁ではありますが)。

ちなみにメジャーコードならCMaj7もあるじゃん!って思いますが。。。sus4の音であるファがMaj7のシとやっぱりトライトーンの関係になっちゃってクラッシュするって事で、CMaj7にsus4は無しなんですね。。。

さて色々言いましたが、アコギなんかでメジャーコードがちょっと続くときなんかに、勝手にsus4にして良い時が結構あります。

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E-Esus4-EとかE7-E7sus4-E7なんて弾くと。。。ちょっといい感じ。

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A、D、Gでも試してみましょう!

Gはsus4の時に5弦が鳴りにくいし、音が低いので綺麗に響かないかもなので、思い切ってミュートにしてしまいましょう。

四声(テンション入り)では良くこんな感じでも出てきます。

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それぞれ、B♭/C(ビーフラットオンシー)はC9sus4、F/G(エフオンジー)はG9sus4とも書きます。

ちなみに4を省略してC9susとも書いたりします。

ハービーハンコックのメイデンボイジは9sus4コードだけでできていますし、またドミナントセブンスコードの代わりにちょっと挟んだりするとおしゃれな時があるかもしれません(これも多用注意ですね)。

ここはV-Iじゃなくて、ちょっと違う感じで終わりたいな。。。とか、ちょっと荘厳な響き、スペーシーな感じにしたい。。。とかsus4は色々使える時があります。

sus4はおしゃれで掴み所がなくて、でもちゃんと立ち位置があって、かつ出しゃばり過ぎない。。。う〜ん。。。見習わないと。。。

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