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スケールのハーモナイズ(ハーモニックマイナー/メロディックマイナー)

版権が切れたのか単に安売りしているだけなのか、ジャズのお得ボックスセットみたいな企画が最近多い気がします。

私も過去にデジタル化しちゃって、今は手元にないジョーヘンダーソンの5枚組ってのを取り寄せてみました。

レコードをそのまま小さくしたようなパッケージで、文字はちっちゃくて結構読みにくいけど。。。何よりお値打ちで、一枚一アルバムなので全然満足です。

自分で過去に買った音源は全てじゃないけど外付けHDDに入ってるし、iPodもまだ2つ持ってます。。。iPhoneに手元の音源取り込めないみたいなデジタル難民ってわけでもありません。。。けどまたCD買っちゃうんですよね。

なんなのかな。。。かさばるCD、最近買ってないけどでかいレコード、このデータじゃないフィジカルな感じが所有している感を醸すんでしょうか。。。

そんなのバカバカしいこだわりみたいなものとも思うけど、実際データで聞くよりCDで聞く機会の方が私は多いかもです。

オーディオマニアの記事なんかを見ると、CDプレイヤーで聞くよりPCなんかで再生した方がデータロスが少ないなんてのも見たりするんですけどね。。。

そういえばトラック作るような人のインタビューみたいのを読んだら、一時もうバーチャルで全部いいじゃんってスタジオ内の古い機材を全部処分したんだけど、つまんなくなって最近またハードウェアベースに戻して、スタジオが狭くなっちゃった。。。みたいなこと言ってた気がします。

わ〜か〜る〜。

なんとな〜く思うのは、当たり前だけどCDはCD、レコードはレコード、ハードウェアはハードウェアで、バーチャルはバーチャル、データはデータなんだろうなって。。。似て非なるもの、実は別物なんだな、音源が一緒なら同じものってわけでもないんだろうなって思ったり。

いや、生と録音物はそりゃはっきり違う事はわかります。。。ステレオ2chみたいにまとまってないしその場の空気で演奏は変化するわけですしね。。。って。。。これもしかしたら演奏者の位置にスピーカー配置して、いくつかバージョンを事前に録音しておいて有機的に演奏が変化するようにプログラミングしておいたらもう違わなくなるのかな。。。う〜ん、わかんなくなってきた。

浜ちゃんの芸能人格付けチェックみたいな話になってきたのでもうやめます。

とにかく無駄と言われようが、オールドスタイルにされようが、自分がいいのがいっかな。。。って事で。。。

さて、またタイトルと関係ない話をダラダラと書いてしまいすみません。

スケールのハーモナイズいきます!

まずダイアトニックスケールをハーモナイズしまーす。

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上の図はCダイアトニックスケールとそれをハーモナイズしたもので、ダイアトニックコードってヤツですね。

このコードを構成している音は上のスケールの音なので、これをセットとして考えていこうというのが大原則です。

ではハーモニックマイナーをハーモナイズしてみます!

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Cハーモニックマイナーとそれをハーモナイズしたものです。

いっきなりマイナーメジャー出てきますが。。。でもよく見てみると使えるアイディアが出てきます。

例えば、このスケールはV7が欲しくてできたスケールって仮定すると、上のスケールを単純にG7上で弾けばマイナーのII-VはOKとか、そのスケールを表す一つの方法としてBdim7があるので、そのアルペジオだったりとか。。。

よしじゃあこの勢いでメロディックマイナーもやってみますね。

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ドミナントセブンスコード二つにマイナーセブンスフラットファイブコードが二つ。。。こりゃかなり色々使えそうですね。

実は最近メロディックマイナーをちゃんとしたいなと思って色々考えてるんですけど、とりあえずこのスケールから5個くらいの重量級の記事が書けそうなので、またまとめて他の記事で紹介しますね!

今回はスケールとコードをセットで考えると色々アイディアが出てきますよって話ですが、アイディアまでいけなかった。。。とりあえず上のそれぞれの図を見てもらって、頭の片隅に置いといてもらうってので今回は締めたいと思います。

また!

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