ドリアンスケールで作るハーモニックマイナーとメロディックマイナー(再)
割と毎朝何を書こうかなって考えるときに、過去に自分の書いた記事をざっと見てみたりするんですが、また続き書きますなんて言っといてそのままになっているものが結構あって、内容によってはタイトルを変えて引き継いでいるものもあったりはするんだけど、とにかく見返したときにまとまりがないなぁって思ったりします。
記事が増えてくるともう何を書いて何が途中か探すのも一苦労で、書いてる本人がそうならもう誰も続きは追えないなぁなんてちょっとまた反省しちゃったり。。。
NOTEの記事のリンクを埋め込む機能に頼って、過去記事でイントロ扱いなものを本編に貼ったりできるのはまだ助かるんですが。。。いやしかしどうしたもんでしょうかね。
カテゴリーに従ってもう一回り書き直すのがいいのかも。。。う〜ん。
そう考えるとあの辞書とか百科事典とか作る人って半端ないですね。。。
私はこれ、毎日散文的に書いているから、もう日記的なものと割り切って書くことにします。。。
それでも実際レッスンの際に、話したことのレビューにこのページ使えるよなんて紹介できるようになってきました。
今回の記事も以前思いついてイントロは書いたんだけどそのままになっていたものを引き継いだ格好です。
意図としては、何故ドリアンで考えるといいのかって事を説明したくって書き始めたのですが、それ以降の日付を追ってみると、ギターでドリアンのポジションを定着させる記事が続いていて、便利さがもう一つ伝わっていないのかなと思い、今回の記事に至ったという感じです。
というわけで、今回の記事はそのイントロからだいぶ日にちが経ってしまったので、内容重複も含めて具体的にどう使うかを紹介したいと思います。
メジャースケールをドリアンスケールに変換するメリットの一つに、コードに対するスケールアプローチが簡単になるということがあります。
。。。え?キーのメジャースケールそのままの方が、いちいちドリアンに変換するより簡単じゃないの?って。。。確かにそこはそうなんですが、そこから少し違うスケールや、スーパーインポーズ的な事をしようとするとすぐ入ってくるのがメロディックマイナースケールで、これがドリアンとの違いがMaj7の音だけなので、変換が楽、練習もしやすいと思います。
II-Vが頻出するジャズのコード進行だと、IIに対してそのままのドリアンで弾けるというのも非常に有利です。
今回はそれぞれのスケールのポジションに、メジャースケールとの違いをマークして書きますので、どちらのスケールも同じスケールを弾いているかのように行ったり来たりできるように練習したいっていうのがコンセプトです。
まずはメロディックマイナーから。
DドリアンとDメロディックマイナーです。
ドリアンからメロディックマイナーを作るのは、五線上ではドに#がつくだけなので見えやすいのですが、これがタブ譜になるとポジションによっては見えにくいので色をつけておきました。
ではハーモニックマイナーも同様に書いてみますね。
DドリアンとAハーモニックマイナーです。
このようにDドリアンスケールとAハーモニックマイナースケールをセットにしておいて、キーがC(またはAmin)のマイナーのII-VであるBmin7(♭5)-E7(♭9)で試してみて欲しいです。
私はハーモニックマイナーP.5thビロウにしたい時は、対象のドミナントセブンスコードに対して全音下のドリアンを上の譜例のように変形させたハーモニックマイナーで弾いています(因みにドリアンのままでもEフィリジアンになるので、そのまま弾いてかなり問題ないと思いますが)。
このドリアンと、ハーモニックマイナー、メロディックマイナーへの変形は楽しいです。
今自分がどこのコードにいるのかさえわかっていれば、かなりインスタントにスケールを操作できるようになると思います。
是非試してみてください!
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