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ドリアン(メジャースケール)の練習(弦飛びピッキングを伴って)

思いついちゃうのは仕方ない。。。

よく考えることなんですが、どんな変なことも、それこそ罪になるようなことも、思いついちゃうって事については責められないなって思います。

ただ実行に移しちゃうともちろんやばいわけなんですけど。。。

そういえば私の通っていた小学校は、今から考えれば子供がとても多い学校で、一学級に48人とかで、それが各学年に8組くらいずつあるような学校でした。

そのせいか、自分はとにかく人と一緒は嫌で、実際周りにどう思われていたかはちょっとわからないけど、運動も勉強も別にそこまで目立つわけでもないし、見た目にもそこまで特徴があるわけでもないと思っていた自分は、少しでも人と違う考えやスタイルを確立しなければいけないなんて思って。。。要するに変態になりたいって事になると思うんだけど。。。そう思って生きてきた気がします。

ひねくれてたり、別に普通に同意すれば良いものに突っかかっていったりもしたし、自分がこれは変だって思うようなことをちょっと実際にして確認してみたり(具体的なことは伏せます)。。。まぁめんどくさいやつって事なんだけど、これがだんだん年齢を重ねる毎に、あれ、ずっと変態になろうと思ってきたのに意外と普通で、全然変態になれないななんて思うようになっていて。。。これってもしかして頭ん中はもっとやばいことばっかり考えているのにその通りには行動しないから(それでいいんですけど)自分が普通だなって思っちゃっているのかな。。。

いや、普通であるなんて事は実際すごく難しくって、自分は全然普通なんかに達していないのもわかっているんだけど、同時に別段自分がそこまで変態とも感じられない。。。中途半端な感じに嫌気がさしてるのはわかってるんですけどね。

っと。。。そんなことじゃなかった。

えっと、変なことを思いついて、それを実際にやってみても別に怒られないことの一つに音楽ってあると思います。。。って、そもそも一人でやってるんならそこまで人に迷惑もかけないし、むしろそれが良い事に昇華したりもしそうです。

そもそも音楽とか芸術とかの世界ではたぶん、変態って全然悪い意味じゃない、むしろ褒め言葉な気がしますしね。

私のギターレッスンでは、できるだけ音楽的でいようと心がけていて、無機的にただ指を慣らすだけだったり、単にテクニックのみを練習するっていう提案はできるだけ回避しているようにしているのですが、先日長く付き合っている生徒のHくんに、オルタネイトピッキングで右手の弦移動の際にミスピッキングをしがちという相談を受けて、こんな練習を提案してみました。

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一弦-六弦-二弦-五弦-三弦-四弦と、機械的にスケールポジション内で移動するという、言わばギターの都合に合わせたトレーニングリックです。

こんなに音が飛びまくるラインを実際にギターで弾く事はそうないし、最後のポジションに至ってはリズミックにも収まりが非常に悪いので変拍子になったりしていますが。。。

えと、実際に弾いてみた私の感想としてはこれ、全然悪くないというか、むしろ面白い音形だなと感じてしまったんですが。。。どうでしょうか。

弾きにくいし移動の際に余計な弦に当たってミストーンもよく出ちゃいます。。。が、スムースに決まって繰り返し弾けている間は、なにか今まで聞いたことのない(当たり前ですが)変な音形なのに、ハーモニー的にはドレミの音しか使っていないので、まとまっているという。。。

ちょっとやってみて、これなんの意味があるの?ってなっちゃったら他の練習に行ったほうがいいかもしれませんが、単純に思ったところに右手が行けるようにする練習としてはとりあえずありだと思います。

ギターって意外とでたらめに弾くのが難しい楽器だと思います。。。って変なこと言ってるのは自覚してますが。。。単純に左手をバタバタやっても音として認識できるようなものにさえならないって意味です。

ピアノならさしあたり手を思いっきり開いてバンバン叩けばでたらめになりますが、ギターの場合はでたらめに弾こうと思う時でも右手と左手のタイミングを合わせないといけません。

綺麗な音で弾けるように練習すると同時に、何かわからない情動に突き動かされたような激しい音楽も表現できるようになりたいです。

とにかく一度弾いてみてください。

もしかして何かに気づいて覚醒したり。。。しないか。。。

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