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【早稲田式速記】今日からはじめる速記術(3)~な行・は行・ま行・ら行編~

みなさん、こんにちは!

今日もがんがん速記を書いていきましょう。

前回は「かきくけこ」を書いてみましたので、今回はちょっと多いですが、「な行・は行・ま行・ら行」です。


書き始める前に

「今回、な行・は行・ま行・ら行って、いきなり多すぎ!」

と思ったそこのあなた。大丈夫です。
前回いったとおり規則性があるので一気に覚えられますよ。

「なにぬねの」

では、今日も紙とペンをご用意ください!

左から「な」「に」「ぬ」「ね」「の」

「な」

「か」を下に膨らませます。

「に」

「な」の最後を丸く書きます。

「ぬ」

大きく丸を作って真ん中くらいまで戻ってきます。

「ね」

「に」を長くします。

「の」

「な」を長くします。

規則性

「あれ?この書き方前にもきいたな…」とデジャブを感じておられる方、大正解です。「かきくけこ」の時と一緒ですね。

そう、書き方が違うだけで「い段・う段・え段・お段」は変化のさせ方が一緒なんです!

ということで残りもやっていきましょう。

「はひふへほ」

左から「は」「ひ」「ふ」「へ」「ほ」

「まみむめも」

左から「ま」「み」「む」「め」「も」

「らりるれろ」

左から「ら」「り」「る」「れ」「ろ」

どれも長さは「か」や「な」と同じくらいです。

練習

  1. 仲間(なかま)

  2. 寄付(きふ)

  3. 炎(ほのお)

  4. 車(くるま)

  5. ほまれ

  6. 音色(ねいろ)

  7. なめらか

  8. 荒れる(あれる)

  9. 占う(うらなう)

ここでポイントが2つ。

「4.車」を見てみましょう。
きいた「く」の書き方と少し違いますね。
これは次につながる「る」を書きやすくするために少し形を変えているのです。

次に「7.なめらか」を見てみましょう。
「な」から「め」につなげるときに止めずに一気に「め」まで書きます。
線の反りがつなげやすいときは、こういうふうに速く書くのが基本です。

重要な要素「長さ」

私たちが速記文字を判別するときにいくつかの要素がありますが、その中の一つが「長さ」です。

これを見てください。↓

ここまで見てきた文字で、上から「あ」「な」「の」で、それぞれ「短線」「中線」「長線」と呼んでいます。
長さが違うだけで読み方も変わってきます。

目安としては、「短線=4~5mm」「中線=8~10mm」「長線=16~20mm」ぐらいで、中線が短線の倍、長線が中線の倍と覚えてください。

「あ行」はすべて短線、「かきく」が中線、「けこ」が長線となります。

本当は前回伝えるべきでしたが、抜けてしまいました。
ご容赦ください。

次回

今回もいかがでしたか?
皆さん、この記事を読み始めたとき疑問に思いませんでしたか?

「「さ行」「た行」は!?」と。

飛ばしたのには理由があります。
なぜなら、「さ行」「た行」は使う頻度が多いので少しだけ特殊なのです。

でも身構えなくても大丈夫です。難しくありません。
次回、詳しくやっていきましょう。

では今回はここまで。それでは!

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