”婚活嫌い”が婚活してみたら 3(婚活嫌いの理由②)
なぜ婚活が嫌いなのかという話。続きです。
「結婚しなくても、幸せに生きていけるんじゃないかな」って話をするときにいただきがちな反論として、、、
1)孤独死するよ?
2)病気になったら、どうするの?
3)今はいいけど年をとったら絶対寂しいよ?
4)わたしは結婚してよかったから、したほうがいいよ
だいたいこんなところでしょうか。
ねーーーー これ自分で書き出してみただけですが、いやはや、
ちょっとグサッとくるパワーワードすぎやしませんか、、、、
前提として、みなさん私を心配してくれるが故、の反論、であったり、アドバイスだったりするわけなんですが… そこは重々承知の上で、ですよ?
まあね。4はさておきですね、1~3はぶっちゃけ脅しですね。「~~しないと大変なことになるよ」という。これはねーーーダメージ大きいですよね。すごく不安になる。何がなんでも結婚しなきゃ、って焦らせるのにはすごく効果的。
ちなみに、みなさんが脅しにかかってくるのを、マウントとりに来てるとブッタ切ることもできるけれど、
これたぶんですけど
日本特有の、自分ら幸せだよ、結婚たのしいぜ、みたいな話を恥じらいゆえにしにくいということもあるかもですね。
その話をする変わりに(照れ隠しに)、リスクをテイクしないほうがいいよ、ってリアルトーンの話になっちゃう、というか。
(……というフォロー?も入れつつ、)
でも、ひとつひとつ検証していくと、これってそもそも結婚に結びついている「リスク」なのだろうか、あるいはそもそも「リスク」なんだろうか?と考えてしまうのですよ私は、、、
さて、勇気を出して、もう一度、見ていきましょうか。いただいた反論にゆるっと反論めいたことをしていきますよ。
1)孤独死するよ?
→でも結婚しても、孤独死する人、いるのでは?そもそも孤独死ってなに?そんなにかわいそうなことなのかしら。(少なくとも、わたしは孤独死は絶対嫌だと言えるほどの死生観をまだ持ち合わせていないのです。)
2)病気になったら、どうするの?
→結婚してたらパートナーや子どもが看病してくれるって、話ですよね。それはたしかにありがたい。でも看病してもらうことを期待して、結婚するのってなんかしっくり来ない…。それよりも、ちゃんと適切な保険に入るとか、いざという時のために貯金をするとか、運動して健康を維持することのほうに興味あり。でもこの感覚、今が健康だからこそ?
3)今はいいけど年をとったら絶対寂しいよ?
→寂しいこととひとりで暮らすことって必ずしもイコールではないと思うんですよね。家族と同居してても、寂しいときってあると思うし。(参考文献:おざわゆき『傘寿まり子』)わたしは結婚しててもしていなくても、楽しく暮らしながら、「弱いつながり」を日本中、世界中に作っていくことのほうが孤独を遠ざける気がするなあ…
自分が将来どんなつながりを社会の中で持っていくのか。
それにどんな風にかかわっていくのか。
この「社会」にはもちろん、家族も入るよ。
でも家族だけじゃなくて、友人や、ご近所さん、先輩や後輩、いきつけのお店の人、町内会の人などなど、、、
私はこの点、めちゃくちゃ恵まれているので、基本的にのほほんとしていられるのかも。今思えばそういう状況に身を置きたくて、地方へ移住したとも言えるんですが、余談が過ぎるので、この話はまたいずれ機会があれば…
あと忘れてた、4番。
4)わたしは結婚してよかったから、したほうがいいよ
→これは「価値観、押し付けないでくれ」と即座に突っぱねることもできるけれど、見方を変えてみると、こうやって私にアドバイスすることで自分の(結婚した)人生を改めて肯定したいのかな、なんて、思ったりもしますね、、。
とにもかくにも、
自分の死に際に
「まあ、結婚しなかったけど、ハッピーな人生だったぜ…」と親指立てながら瀬戸内海に沈んでいく、みたいなイメージがあるわたしは
「婚活なにそれおいしいの?」と呆けた顔でのたまいながら、
ここ数年、生きてきたわけです。
今日はまあこんなとこで。
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