消費と創造
やぁ瀬吏くん。
“とと”です。
今は都内で少し時間があるので本を読んでいます。
釣りを始めるきっかけになったヤマモトを知っているね。
そのヤマモトくんは水曜どうでしょうという北海道のローカルテレビの番組が好きでね。
彼に触発されたこともあって、“とと”もハマりました。
その水曜どうでしょうの話はまぁ、この後もたくさん出てくるので中身の話はおいとくとして、そのどうでしょうという番組を作った二人のディレクターがいてね、藤村さんと嬉野さんという人なんだけれども。
藤村さんと嬉野さんは二人ともテレビ局の人です。
サラリーマンね。サラリーマンと言われてもまだわからないかもしれないけれど、簡単に言えば会社からお金をもらって働いている、ということです。
“とと”もおんなじです。
藤村さんと嬉野さんが自分たちのお金で本を書いたというのでそれを読んでいます、ちょうど今ね。
「週休3日宣言」
という本。
この本の一節に
「消費するのではなく創造する」
というのがあります。
この文章を見て“とと”は思ったわけ。
きみが毎日紙相撲でとんとんとんとんやっている姿を。
ここ数ヶ月は、きみ、ほとんど紙相撲してるじゃない?
“とと”はどちらかというと外でアクティブに遊びたい、ということの方が多いからさ、インドアで創作活動はどうも性に合わなくて、最近は意見の相違がよくあるね。
創作というとさ、ママもすごいよね。
だいたいキッチンにいてパンを作ってる。
1日のうちのほとんどをキッチンで過ごされておられる、ママ。
つまりさ、“とと”だけなんだよね、何も生み出していないの。
ちょっとハッとしちゃってさ。
自分の時間を消費するのではなく、創造する。
創造することで、社会に、世の中に、それを必要としてくれる人たちに還元する。
創る、というのはそういうことなんだよな、きっと。
きみがつくった大人数の力士たちは一人一人顔も違うし、色も違う。
一生懸命、とんとんして、手作りの番付表に結果を書いて。
きっとこれからも、いろんなものを創っていくのかしら。
楽しみだよ。
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