デザイン会社が解説!良い企業ロゴを作るコツ🔬

新年明けましておめでとうございます🎍 
私たちSPECTRUMは「理解りづらいを、わかりやすく 興味深く」を理念に活動しているデザインコンサルティング会社です。

2021年第一回目のnoteはデザイン会社らしく【良い企業ロゴを作るコツ】をテーマに書いていきます。
それではLet's note!(正月ボケで適切なテンションが掴めていませんw)

‣企業ロゴの目的

良い企業ロゴを解説する前に、そもそもの企業ロゴを作る目的を明確にしたいと思います。すると次の2つが挙げられます。

1.会社を覚えてもらいやすくする!
2.他社との差別化を図りやすくする!

‣良い企業ロゴの条件・実例

良い企業ロゴの条件は、上の企業ロゴの目的にもあるように「覚えてもらいやすく」「差別化が図りやすい」ものがベストです。


実例として、世界を代表するインターネット通販サイト「アマゾン(Amazon)」のロゴが非常にわかりやすいため【ブランド・社名ロゴマーク由来辞典:https://www.brand-yurai.net】よりそのまま抜粋します。

アマゾン(Amazon)
社名が「アマゾン(Amazon)」となった理由は、創業者のジェフ・ベゾス氏がアメリカでは、社名・ショップ名が一覧表示された際にABC順で並べられる事が多いことに着目し「A」で始まる社名・ショップ名しようと辞書をチェックしたところから始まる。
その中から、選び出したのが世界最大の流域面積を誇る河川である「Amazon(アマゾン川)」で、自らの会社・ショップがアマゾン川のように広大なシェアを得られるようにとの願いを込めて名付けられた。

画像2

(参照:amazon.com)

矢印が「a」から「z」に伸びており、アマゾンには、「A」から「Z」、つまり全ての商品が揃っている事を意味していると同時に「顧客の満足を表す笑顔」が表現されている。
【以上抜粋】

アマゾン(Amazon)の品揃えの良さと顧客の満足感を非常にシンプルに表し、矢印が入ることで他のロゴとの違いがはっきりと分かりやすく覚えやすい見た目になっています。

‣良い企業ロゴを作るコツ

ロゴを作るというとデザイン性ばかりに目が行くと思いますが(勿論それもめちゃくちゃ重要ですが)、その前に押さえておく点があります。
それは、企業のブランドイメージをしっかりと定義することです。
アマゾン(Amazon)の例からもわかるように良い企業ロゴは企業のブランドイメージとしっかり一致しています。

企業のブランドイメージを言語化して定義。

ロゴと伝えたいメッセージが一致しているか確認。

といった手順が必要となり、一致していなければロゴを変更するケースもあります。

具体例として、先日ロゴを変更した弊社の例を紹介します。

【サービス立ち上げ時の企業コンセプト】
「理解りづらいを、わかりやすく 興味深く」を理念に、お客様の伝えたい想い・サービスをわかりやすく伝える為のビジュアルコンテンツを提供する。
【旧ロゴ】

画像4

【配色の意味】
共同代表の岡田が京都の鴨川で見た夕焼け空の景色に強い感動を覚え、その景色から配色を決めた。

・黄色や茶色など一見交わらない色であっても全体で見ると調和がとれ、一つの絵になっていて美しい。そのように色々な思いを一つの美しいビジュアルコンテンツに表現できるサービスにしたい。
・この景色のような感動を与えられるサービスにしたい。

【形の意味】
5個の長方形の高さが不ぞろいな理由は、出る杭は打たれない。どんな個性も受け入れる企業風土にしたかった。

上記が旧ロゴのコンセプトでした。


しかし、企業活動をしていきお客様と対話していく中で「お客様の伝えたい想い・サービスをわかりやすく興味深く伝えるビジュアルコンテンツを提供する」といった活動だけでは足りないことに気が付きました。


多くのお客様には「そもそも自分たちが何を伝えたいのかわからない」「動画やWEBサイトの変更をしても、その後どのように活用したら良いかわからない」といった悩みがあり、それに応えるには「何を伝えたいかから一緒に考え」「制作したビジュアルコンテンツをどの媒体で・どのように運用していくか」まで一貫してサポートするサービスへと変更する必要がありました。

そこから出来たのが下の新ロゴです。
【新ロゴ🎉】

画像4

【配色の意味】

・波長を意味するSPECTRUMという英語のCの文字をグラデーション化。
・オレンジと水色は日本企業のロゴであまり用いない色ということから、国際色豊かな企業イメージを表現。
冷静な分析や戦略を表す”青”顧客の内に秘めた情熱の”赤”それらが混ざって未来を照らす光になれるように鮮やかなオレンジも採用。

【形の意味】

単語の一部分を特徴的なシェイプにすることで、その形だけでブランドを認識できるようにしたかった。また、いびつな形を入れることでどんな個性も受け入れる企業風土を表現したかった。

【Cを強調した意味】

SPECTRUMのCは8文字の中の4文字目でちょうど真ん中。Cに色を付けることで物事の中心(core)まで深堀り、それをわかりやすく興味深いビジュアルで発信していく企業理念と重なった。
自社サービスの強みである「Consulting」「Creative」「Cost」で他社との明確な違いを表現した。

最後に

いかがでしたか?
もっと詳しく知りたい!自社のロゴも見直したい!と検討されている方は、いつでもお声がけください!

最後までお付き合い頂きありがとうございました。

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