HSPの妻を支えるために私が意識していること
私の妻はHPSだそうです。
私は繊細な人くらいの認識しかありませんが、当人からするとし毎日周囲から刺激を受けているようで辛いことも多いようです。HSPについて詳しく知りたい方は下記の記事をご覧ください。
私はHSPではないと思うので、確実に妻の気持ちがわかるかと言われたらそんなことはありません。正直、気にしすぎだろとも思います。ただ、苦しんでいる時に助け合うのが家族ですから、何とか力になってあげたいと思っています。
そこで今回はHSPの妻と関わる上で私が意識していることをお伝えしようと思います。ちなみに私は専門家ではないので、あくまで参考程度に読んでいただけるとありがたいです。
我が家でよくあるパターン
我が家でよくあるのが「人をひいてしまったかもしれない」パターンです。
常に周囲を気にしてる妻なのでまずひいてないだろうと思いますが、不意に無意識に運転していたことに気付いてしまうともうダメなようです。音も衝撃も感じてないし、ドライブレコーダーにも何も映っていないのに、無意識になる前に確認した歩行者や自転車をひいていないか不安に感じてしまうのです。
具体的な方法
上記の車による事故を想定して、どう対応しているのかをお伝えします。
・またかと思ったことを態度に出さない
これが一番重要だと私は思います。
「思わない」はかなり難しいので、「思っても態度に出さない」を心がけています。
HSPは繊細な心の持ち主なので、こちらの反応も敏感にキャッチします。だから、「あ、またかって思わせちゃった。申し訳ない。」と本題とは関係のないところでさらに傷付けかねません。
運転で不安なことがあったのだという事実をまずは受け入れます。
・とにかく話を聞く
まずは話を聞くことが大切です。「またか」と思ったことを態度に出さずに、不安なことを話してもらいます。それって前にも似たようなことあったじゃんと言いたくなりますが、さえぎってはいけません。妻がひとしきり話し終わったあと「なるほど。そんなことがあったんだね。」と言いましょう。
・大変だったねと共感する
事故があったのかはさておき(たぶんないけど)、妻が不安を感じていることは事実なので、「それは心配だね」「○○の気持ちはこうなんだね」と共感の姿勢を取ります。
妻によると、これで割と気持ちが落ち着くらしいです。自分の中だけで抱えているのも大きなストレスになりますから吐き出すだけでだいぶ気持ちも変わるのでしょう。間違っても、「そんなの気にしすぎだ」と言ってはいけません。たとえそう思っていても。
・とにかく大丈夫だと励ます
事故があったのか実際のところはわかりません。ただ事故があった証拠もない(ドラレコに何も映っていない、車の外装に傷やへこみもない)ので、たぶんやってません。
だからできることは何もないから安心して大丈夫だと言い続けることのみです。
それでも不安が取れないときは実際に現場を確認しに行くこともあります。これは我が家の場合は最初の数回だけ済みました。今は夜中に頼まれたら断ります(笑)
・別のことで気を紛らわす
これは最近取り入れたのですが、くすぐることによって強制的に考えられなくしてしまいます。悩みすぎて眠れないときは、疲れて寝てしまうくらい体を動かせというのと似ているなと思います。
実際に試したところ、妻はくすぐられるかもという状況だけで笑いが込み上げてしまい笑っていました(笑)。そのあとは特に不安の話はしていませんでした(言わなくなっただけかもしれませんが)。
自分のためにも妻を理解する
これらを意識していても毎日のように繰り返されると対応するこちらも疲れてきます。時にはそんなの気にしなければいいでしょと言いたくもなります。しかし、それでは何も解決しませんし、夫婦関係の悪化にもつながります。だったらいち早くこの状況を受け入れて、私も妻もハッピーに暮らす方法を習得すべきでしょう。
私も足りない部分は多々ある
ここまで偉そうに妻を支える私について書いてきましたが、私も日々妻に支えられています。私は忘れっぽいので妻のサポートがないと、とんでもない生活になってしまいます(笑)お互いに不足を補えるのが夫婦の良いところですよね。
まだまだ修行の日々が続きますが、夫婦で乗り越えたいと思います。
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