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健康診断の季節

新年度がはじまり、全国の学校では健康診断が順次始まっています。
また、企業でも新入社員さんの健診も始まりますね。
学校・企業だけでなく住民健診なども来月あたりにはスタートすると思います。誕生日月に受ける、夏に受けるなど毎年時期を決めていらっしゃる方も多いと思います。これは比較しやすいし、何より受診を忘れないという点でとても良いですね。そのうち・・と思っているとあっという間に時間は流れ年度末に慌てて受診しようと思ったら予約がとれないなんてこともあります。早めに受診日を決めて予約しちゃいましょう。

女性にとって受けたくない健診の上位に入るんじゃないかなと思う子宮がん検診。昨年は忙しくて受診できなかったなと言う方いらっしゃれば今年は受診してみてもらえたら嬉しいです。

また、生理痛や出血等、痛みや出血量は人と比べることが難しいです。自分で判断するしかないので自分が痛ければそれは病院に行くレベルだと思って行ってみてください。

下記の図は子宮頸がんになった方の割合です。30代後半から増えてますね。子宮頸がんはじわじわと何年もかけて・・と言う話なので20代後半あたりから受診しておくと早期で見つかる可能性が高いですね。
乳がん検診と同様、子宮がんの健診も痛みを伴うこともあったり進んでうけたくないなという気持ちになります。
でも、「受けておけば・・」という後悔の無い様に受診を検討して頂きたいなと思っています。

東京都保健局子宮頸がんになった人の割合(東京都・女性)2019年出典:国立がん研究センター がん情報サービス「がん登録・統計」(全国がん登録)

こちらは都民の子宮頸がん検診受診率(年代別)です。

都民の子宮頸がん検診受診率(年代別)出典:東京都福祉保健局「令和2年度 健康増進法に基づくがん検診の対象人口率等調査」

東京都保健福祉局によると子宮体がんは閉経が始まる45歳~増えているようです。これはホルモンのバランスが崩れて子宮体がんになる人が増えることが知られています。
一方、ホルモンと関連なく生じるものもあります。このタイプの子宮体がんは、閉経期よりももっと高齢の方にみられることが多いことがわかっています。

健診受診してくださいね。


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